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原油高騰や物価上昇を受けた緊急経済対策の財源の裏付けとなる2022年度補正予算案は25日、国会に提出され、審議入りした。岸田首相は衆院本会議で、「ウクライナ情勢の長期化など、不透明な状況に迅速に対応し、国民の安心を確保する」と述べた。政府・与党は月内の成立を目指す。

25日は、衆参両院の本会議で鈴木財務相の財政演説と、首相らに対する代表質問が行われた。
首相は、日米首脳会談で表明した防衛費の増額方針に関して、「防衛力の抜本的強化の裏付けとなる予算をしっかり確保していく」と強調した。
補正予算案の一般会計の歳出総額は2兆7009億円。全額を赤字国債で賄う。政府が4月26日に決めた6・2兆円の緊急経済対策のうち、原油高騰対策に1兆1739億円をあて、緊急経済対策で先行して支出した予備費を埋め合わせるため、1兆5200億円を積んだ。