ワールドカップ開幕戦の舞台~歓喜の花 早くも

2004年の実数発表以降、日本国内で開催された日本代表戦としては最多の観客数4万3751人がつめかけた。世界ランキング1位のニュージーランド代表から5トライを奪い、大観衆を沸かせた同11位の日本代表(11月3日、東京都調布市の味の素スタジアムで)

ほぼ満員のスタンドは、1年後の熱気を先取りしたかのようだった。2019年ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の開幕戦の舞台となる東京・味の素スタジアム。世界ランキング11位の日本代表が同1位のニュージーランド(NZ)代表「オールブラックス」に挑んだ11月3日の試合には、4万3751人がつめかけた。

後半、ニュージーランド代表の選手たちの間を突進する福岡堅樹(中央)

キックオフ前、NZの選手が先住民マオリ族の伝統的な踊り「ハカ」を披露。一気に高まった緊張感の中、最初にトライを奪ったのは日本だった。

前半4分、ロックのアニセ(キヤノン)が相手キックをチャージし、インゴールでボールを押さえると、日本代表と同じ赤と白のジャージーに身を包んだファンから割れんばかりの大歓声がわき起こった。

オールブラックスも若手主体ながら質の高いプレーをみせ、トライを決める度に、スタンドからはその技術と力強さをたたえる拍手も送られた。日本は31―69で敗れたものの、5トライを決めるなど奮闘した。

W杯日本大会は来年9月20日に日本―ロシア戦で開幕し、12会場で熱戦が繰り広げられる。4年に1度のラグビー世界一をかけた戦いが、今から待ち遠しい。(運動部 矢萩雅人、写真部 伊藤紘二・鈴木毅彦)

試合前から多くの観客でにぎわう味の素スタジアム。来年9月にはW杯開幕戦が行われる

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