観衆8万「聖地」の興奮、身に刻む…日本代表

トゥイッケナム競技場で、イングランド代表と戦い、ラインアウトで渡り合う日本代表=AP

17日にロンドン近郊にある「ラグビーの聖地」トゥイッケナム競技場で、イングランド代表と対戦した日本代表。試合は15―35で敗れ、強豪との力の差を見せつけられたが、選手たちからは、あこがれの場所でプレーできたことを喜ぶ声が聞かれた。

「前日から、血がたぎるような、わくわくした感覚があった。すごく良い経験になったと思う」。フル出場したCTB中村亮(サントリー)は試合後、興奮を隠さなかった。

1909年に初めて試合が行われた同競技場は、世界最大のラグビー専用スタジアム。イングランド代表の本拠地であり、1991年と2015年のワールドカップ(W杯)では、決勝の舞台になった。日本も1986年に試合をしているが、イングランド側はキャップの対象に認めていない。

WTB山田(パナソニック)は、「W杯を考えても、非常に良かった」と話した。来年のW杯日本大会で最も大きな会場は、日本がグループリーグ最終戦でスコットランド代表と戦う収容人数約7万2000人の横浜国際総合競技場。地元開催で日本の試合は多くの観客が集まると予想されるだけに、8万1151人の大観衆の前でプレーできたことも、8強入りを目指すチームにとって貴重な経験となったはずだ。(ロンドン 矢萩雅人)

イングランド代表を相手に、健闘を演じた日本代表=AP

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