サンウルブズ惜敗~中村奮闘 強豪に1点差

前半、相手選手をかわして突進する中村亮(中央)=杉本昌大撮影

サンウルブズは試合終了間際、SOパーカー(神戸製鋼)が狙ったDGがゴールポスト左へ外れ、金星を逃した。プロップ山下裕(神戸製鋼)は「接戦は記録に残らない。勝つか負けるかは大きな違い」と善戦にも悔しさを隠さなかった。

昨季プレーオフ4強で豪州代表をそろえたワラタスに、サンウルブズは日本代表候補を中心に互角に渡り合った。CTB中村亮(サントリー)は前半8分に自陣でパスを奪って独走し、先制トライをお膳立て。38分にもゴール前でタックルを受けながらパスをつなぎ、トライへと結びつけた。山下は得意のスクラムで強烈に押し込み、相手ボールのスクラムで2度も反則を誘う立役者となった。2人とも代表の座は安泰とは言えない。中村が「今のベストは出せた」と話したようにアピールにも成功した。

9月開幕のワールドカップ(W杯)日本大会へ向け、中村は「国内のラグビーを盛り上げることはサンウルブズの使命」と試合に臨んだ。昨季は2戦とも大敗した強敵との接戦に、試合後は1万4000人を超える観客が詰めかけたスタンドから拍手がわいた。次は勝利で、日本のラグビー熱を高めたい。(中安真人)

2トライ猛アピール

後半、二つ目のトライを決めるファンデンヒーファー

南アフリカ出身のファンデンヒーファーが、2トライの活躍。後半30分、用意していたサインプレーで抜け出し、3点差に迫るトライを挙げた。1メートル92の体格を生かした豪快なランとロングキックが持ち味。2016年からトップリーグでプレーし、日本代表入りを目指す29歳は「スーパーラグビーでスピードや技術を見せられれば、代表に入るチャンスは自然と出てくる」とアピールを続けていく。

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