37歳トンプソン 夢再び…4度目W杯へ 猛アピール

チーフス戦 最多20タックル


体を張ったプレーで存在感を示しているトンプソン(2日のチーフス戦で)=AP

体を張ったプレーで存在感を示しているトンプソン(2日のチーフス戦で)=AP

チーム最年長の「新人」が、世界の舞台で体を張り続けている。ラグビーの南半球最高峰リーグ、スーパーラグビーに今季デビューした37歳の元日本代表ロック、トンプソンルーク(近鉄)だ。日本のサンウルブズの一員として、開幕から3戦連続で先発。今秋のワールドカップ(W杯)日本大会での日本代表入りも夢見る。

「ラグビーがまだ、めっちゃ好き」。滑らかな関西弁で表現する情熱が、年齢を感じさせない運動量の源だ。2日に母国ニュージーランド(NZ)で行われたチーフス(NZ)戦では、初めてフル出場。両チーム最多の20回のタックルで、サンウルブズ参戦4季目で初のアウェー戦勝利という快挙に貢献した。

3度のW杯を経験し、2015年の前回大会はグループリーグ全4試合に出場、歴史的3勝の立役者となった。その後は代表から退き、17年6月のアイルランド戦で緊急招集された際も、「僕はおじいちゃん」とW杯への意欲は示さなかった。

現役引退も考えていたが、昨年6月、イタリアと戦う日本代表をテレビで見ていると、自然と前のめりになっていた。そばにいた妻が言った。「まだやりたいんじゃないの」。その言葉で再び心に火がついた。

「トモ」の愛称で親しまれるベテランは、「今はサンウルブズだけに集中。もし、日本代表が僕を欲しいというのなら、やりたい」。現在は日本代表を率いるジョセフ・ヘッドコーチの構想外にあるとみられる。ただ、活躍が続けば、代表入りの可能性は決してゼロではない。(帯津智昭)

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