日本代表へ NZで修行…チーフスWTB モエアキオラ

NZ・チーフスで活躍する、アタアタ・モエアキオラ(中央、昨年11月)

ラグビーの東海大前主将のWTBアタアタ・モエアキオラが、南半球最高峰リーグ、スーパーラグビーのチーフス(ニュージーランド=NZ)でデビューした。開幕から3戦連続で出場し、トライも決めたトンガ出身の23歳は、今秋のワールドカップ(W杯)日本大会での日本代表入りを、虎視たんたんと狙っている。

身長1メートル85、体重107キロの堂々たる体格は、屈強な選手の多いチーフスでも見劣りしない。得意のランを支えるのは、「大学でも使っていた」という東海大のチームカラーである青色のスパイク。「子供の時からの夢」というスーパーラグビーの舞台を駆け回る。

中学3年で来日し、東京・目黒学院高から東海大へ。2年だった2016年に日本代表入りし、4年ではチーム初の外国人主将としてリーダーシップを発揮した。

トップリーグの神戸製鋼に加入する一方、オファーを受けたチーフスに「チャレンジしたかった」。ロックのレタリックやSOマッケンジーらNZ代表から、「ブレイクダウンの動きなど、基本をしっかりやっているし、常にハードワークしている。自分はまだまだ足りないと感じる」と刺激を受ける毎日だ。

日本代表のWTBは、福岡、山田(以上パナソニック)、レメキ(ホンダ)らが争う。「もちろんW杯に出たい。ただ、(3連敗で)チームが今は苦しいので、目の前にあることを一生懸命にやりたい」。チーフスを浮上させる原動力となれば、代表入りも見えてくる。(NZ・ハミルトンで、帯津智昭)

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