東京都心、絶好の立地~都がラグビー情報発信拠点オープン

ラグビー情報発信拠点で、レンジーと来館者が記念撮影(4月13日)

東京の有楽町駅前に、ラグビーの情報発信施設ができた。ワールドカップ(W杯)2019日本大会で、開幕戦の開催都市となる東京都が、大会の組織委員会と連携して設けた「ラグビー情報発信拠点」。9月の開幕まで、W杯資料や写真、動画、書籍、インターネット情報などの閲覧を無料で楽しめるとあって、W杯機運の盛り上げに一役買いそうだ。

ユニホームやメダル展示、レンジーも登場

ラグビー情報発信拠点は、東京メトロ有楽町駅「D9」出口のすぐ脇と、立地に恵まれている。都が今年開設した「東京スポーツスクエア」の別館を改装した施設で、鉄骨3階建ての1階部分(ロフト付き)を使用、床面積は約200平方メートル。3月のW杯応援イベントでの利用を経て、13日に本格オープンを迎えた。

初日は、2体1組の大会マスコット「レンジー」も登場し、来館者らとふれあった。買い物のついでに立ち寄り、家族3人でレンジーとの記念撮影を楽しんだ埼玉県川口市の会社員、佐藤夏樹さん(30)は「学生時代からラグビー好きなので、大会が楽しみ。都心にファンが楽しめる施設ができたのは、いいですね」と喜んでいた。

展示されたW杯のメダル

現在の展示資料は20点ほど。日本大会の注目チームのユニホーム12種類(日本、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、イングランド、ウェールズなど)と、2015年と2011年のW杯で上位3チームの選手に授与された金銀銅メダルの実物展示が目玉だ。大会を支援するキヤノン社が用意した巨大な写真パネルが内壁を彩り、モニター画面では迫力あるラグビー動画が上映されている。大会のフラッグにファンが応援メッセージを書き込めるコーナーも設けられた。展示資料は随時入れ替え、充実させていく。今後は、飲食やグッズ販売にも手を広げるという。

応援フラッグにメッセージを書き込む子どもたち

国の玄関を意識「東京以外の情報も扱います」

日本大会の試合が開催される12都市では、それぞれに工夫を凝らしたファンのための展示や交流の施設を誕生させている。都ラグビーW杯事業調整担当課によると、東京の施設は「国の玄関口となる東京駅に近い立地を意識し、東京スタジアムでの試合や出場チームの情報に限定せず、大会全体の情報を発信していく」ことに特徴がある。大会全体の日程と開催地をパネルで案内しているほか、他の11都市と協力した企画展示も予定している。

ラグビー情報発信拠点としての施設運営は、8月末まで。W杯の開幕する9月、隣接する東京スポーツスクエアの本館と合わせ、大会の公式交流施設「ファンゾーン」へと移行する。(読売新聞オンライン・込山駿)

東京都などが開設した「ラグビー情報発信拠点」

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