ウルフパック10T圧勝…代表候補 強化試合

 4トライを奪ったマフィ(手前)=冨田大介撮影
4トライを奪ったマフィ(手前)=冨田大介撮影

ラグビー日本代表候補で編成する特別チーム「ウルフパック」は20日、スーパーラグビー(SR)のハリケーンズ(ニュージーランド)のBチーム(二軍)との強化試合を千葉県市原市のゼットエーオリプリスタジアムで戦い、66―21で大勝した。ナンバー8マフィ(NTTコミュニケーションズ)が4トライを奪うなど、計10トライで圧倒した。ウルフパックは27日、2017年までSRに参戦していたウエスタンフォース(豪)と東京・秩父宮で対戦する。

合宿で磨いた攻撃力 発揮

ウルフパックの選手たちが、次々と相手防御を破っていく。「2月から積み重ねてきたハードワークの結晶」。チームを率いる日本代表のジョセフ・ヘッドコーチは、10トライを奪う圧勝に満足げだった。

鋭い出足で相手に重圧をかけ、キックを交えた多彩な攻撃で圧倒した。チームを勢い付けたのは、7―7の前半17分に奪ったトライだ。

ハーフライン付近から、タックルを受けながらつなぐオフロードパスで前進。CTB松田(パナソニック)のキックパス、マフィの突破などで相手ゴール前へ迫り、最後はモールを押し込んだ。SH流(サントリー)は「早く前に出てくる相手の防御に対し、狙い通り戦えた」と振り返った。

相手が10代、20代前半の若手中心だったとはいえ、体力やパス、タックルなど合宿で鍛えてきた部分を発揮しての快勝。ワールドカップ(W杯)日本大会開幕まで5か月。この日とは別次元のプレッシャーがかかる大舞台に向けたチーム作りは、これからも続く。(矢萩雅人)

■堀江が復帰後初トライ

トライを決める堀江(左)

負傷明けのフッカー堀江(パナソニック)が復帰後初トライを挙げた。後半20分、相手ゴール前でパスを受け、インゴール右隅へ。「トライを取れて良かった」と喜んだ。3大会連続のW杯を目指す33歳は、右足の疲労骨折で昨年11月に手術を受けた。3月下旬のウルフパック第1戦で実戦復帰し、3戦目のこの日は防御でも積極的にボールに絡み、順調な回復ぶりを見せた。

関連ニュース

<<
ニュース一覧へ戻る
>>