日本 降格の危機…7人制ラグビー男子


コアチーム残留を目指す7人制ラグビー男子

コアチーム残留を目指す7人制ラグビー男子

7人制ラグビーの男子日本代表が、崖っぷちに立たされている。強豪国が参戦するワールドシリーズで振るわず、残り2戦で順位を上げられなければ、来季は全戦に出場できるコアチームから降格する。来年の東京五輪の強化計画にも影響が出るだけに、残留に向けて必死の戦いが続く。

同シリーズは全10戦。日本(22ポイント)は第8戦を終えて、15のコアチームの中で14位のウェールズと3ポイント差の最下位に沈んでいる。来季も参戦するには、今月下旬の第9戦(ロンドン)、来月の最終戦(パリ)で、最下位から脱出しなければならない。岩渕健輔監督は「東京五輪前のシーズンに、本気の強豪国と対戦できなくなることは絶対に避けたい」と語る。

個々の能力で上回る海外勢に対抗するため、日本は数的に優位となる局面を多く作って得点することを目指してきた。倒れた後に素早く起き上がり、プレーしている時間を少しでも長くすることが重要になるが、「一貫してできていない」と主将の小沢大(日本協会・トヨタ自動車)。ボールを保持するために大事なセットプレーにも課題を残す。

第9戦に向けて今月に都内で行った合宿では、国内チームに在籍する外国人選手を集めて練習相手にし、入念な調整に取り組んだ。「(コアチームに)残留できなければ、東京五輪でのメダルも現実的に難しくなる」と小沢。五輪で初めて採用された2016年のリオデジャネイロ大会は4位で、メダルにあと一歩届かなかった日本。自国開催でのメダル獲得に向け、ここでつまずくわけにはいかない。(今井恵太)

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