[スーパーラグビー]サンウルブズ7連敗…ホーム未勝利 最下位確定

 後半、トライを決められ厳しい表情を見せるサンウルブズの選手たち
後半、トライを決められ厳しい表情を見せるサンウルブズの選手たち

日本チームのサンウルブズは1日、東京・秩父宮で第14戦に臨み、ブランビーズ(豪)に19―42で敗れ、今季ホーム最終戦を白星で飾れなかった。7連敗で通算2勝12敗となり、最下位が決まった。国内開催で未勝利に終わったのは、参戦4季目で初めて。試合開始直後にWTBのH・サウマキ(キヤノン)がトライを挙げて先制。3連続トライを許し、12―21で前半を折り返すと、後半も3トライを奪われ、突き放された。次戦は8日(日本時間9日)、ストーマーズ(南アフリカ)とアウェーで対戦する。

ラグビーは個人技だけでは勝てない。サンウルブズにとって、そう痛感させられる国内最終戦となった。

約3週間前の対戦で0―33の完敗だったブランビーズから奪った3トライは、いずれも個の力によるものだ。開始早々、トンガ出身のWTB、H・サウマキが力強い走りで先制トライ。フィジー出身のFBマシレワ(近鉄)は前半35分、防御ラインを突破してインゴールに飛び込み、後半11分には巧みなステップで独走してトライを演出した。

一方で、チームとしての成熟度が問われるスクラムは、豪州代表が名を連ねるブランビーズに通用しなかった。「なかなか難しい」とプロップ浅原(東芝)は言葉少な。素早くパスをつなぐ攻撃もあまり機能せず、SOパーカー(神戸製鋼)は「毎週、選手が入ってきたり、出ていったりで、(連係面の強化は)難しかった」と明かした。

今季、秩父宮では1勝も挙げられなかった。救いは、集まった1万6741人のファンが最後に温かい拍手を送ったことだろう。南アフリカとアルゼンチンに遠征し、残り2試合を戦う。明るい材料は少ないが、意地を見せたい。(帯津智昭)

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