夜も猛練習「地獄の再来」…ラグビー代表宮崎合宿

 ラグビー日本代表の合宿で、ジョセフ・ヘッドコーチ(奥)が見守る中、練習する田村選手(左から2人目)ら(11日、宮崎市で)=伊藤紘二撮影
ラグビー日本代表の合宿で、ジョセフ・ヘッドコーチ(奥)が見守る中、練習する田村選手(左から2人目)ら(11日、宮崎市で)=伊藤紘二撮影

「地獄の宮崎合宿」の再現か――。ラグビー日本代表は11日、宮崎市内で2日目の練習に取り組んだ。朝の筋力トレーニングに始まり、午後の練習では当たりの強度が初日に比べて増した。その後は実戦形式で汗を流し、続く体力強化のメニューでは選手たちの
苦悶(くもん)
の表情が広がった。グラウンドを後にする選手は口々に「きつい」と漏らした。

思い出されるのは、歴史的3勝を挙げた前回の2015年ワールドカップ(W杯)前に実施した宮崎での長期合宿。当時のジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は、同じ宿泊施設で早朝からの3部練習などを課し、あまりの過酷さから、「地獄」と選手から恐れられた。

今回は朝8時半からスタートするが、「初の試み」(ジョセフHC)という夜間練習を取り入れた。W杯グループリーグで日本は4試合のうち3試合が夜の試合となったためだ。前回の合宿を経験した選手たちは「朝早いか、夜遅いかの違いだけ」と口をそろえ、厳しい練習に食らいついている。

初日に続き、11日も午後7時から約1時間、FWとBKに分かれて体を動かした。プロップ稲垣(パナソニック)は「疲れた状態で、やってきたことができるか。やるタイミングとしては一番いいと思う」と本番を見据えた試みを歓迎する。「エディー(ジョーンズHC)の時の方が走る量が多くてきついけど、(今は)夜もあるからしんどい」とFB松島(サントリー)。宮崎合宿は3日間の休養を2回挟んで7月17日まで続く。「地獄」を経て、実りの秋を迎えられるか。

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