2勝14敗の意味とは…サンウルブズ終戦

相手選手へタックルを試みる山沢(手前)=AP

南半球最高峰リーグのスーパーラグビーは14日、ブエノスアイレスなどでレギュラーシーズン最終節が行われ、日本のサンウルブズはジャガーズ(アルゼンチン)に10―52で大敗した。9連敗で2勝14敗となり、2季連続の最下位で参入4年目のシーズンを終えた。サンウルブズは前半を10―21で折り返した。負傷者が相次いだ上、シンビン(10分間の一時的退出)もあり、後半は5トライを奪われた。

力の差歴然

ノーサイドの笛が鳴ると、サンウルブズの選手たちは両膝に手をつき、顔を上げられなかった。今季を象徴する惨敗に、フランカー松橋(リコー)は「このような結果になってしまい悔しい。ファンに申し訳ない」とコメントした。

後半に力の差を見せつけられた。1分にモールで押し込まれ、16分は中央突破を許した。終盤には敵陣深くに攻め込みながら、ボールを奪われてトライを決められた。

アルゼンチンは世界屈指のラグビー強豪国。ジャガーズはその代表選手を中心に構成されている。11勝5敗で南アフリカ地区首位となってプレーオフへ進んだチームに、代表選手がほとんどいないサンウルブズが大敗するのは必然だった。

成績不振が続いたサンウルブズは、2020年シーズン限りでスーパーラグビーから除外される。16年から代表強化の柱として参戦したチームがワールドカップ開催年に残した「2勝14敗」に、どんな収穫があったのだろうか。(ブエノスアイレス 福井浩介)

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