サンウルブズ ホーム全敗 苦しんだ4季目

1日の今季国内最終戦でブランビーズに敗れたサンウルブズ

スーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズは参入4季目を2勝14敗、2季連続で最下位の15位で終えた。昨季の3勝を超えられず、目標に掲げた8強入りも果たせなかった。

代表主力抜き 連係深まらず

序盤はSOパーカー(神戸製鋼)の正確なキックに加え、マシレワ(近鉄)、ファンデンヒーファー(クボタ)らBKの走力を生かした迫力ある攻撃を披露。強豪チーフス(ニュージーランド=NZ)相手にアウェー初勝利を挙げるなど飛躍を期待させた。

しかし、第7戦でワラタス(豪)を破った後は、スクラムやラインアウトの安定感を欠き、反則で自滅する試合が目立つようになった。4月以降は全敗。過去3季でなかった無得点の試合が2度もあり、初めてホームで1勝もできなかった。

日本協会は今季、日本代表候補による特別チーム「ウルフパック」を編成。代表の主力は主にウルフパックでプレーし、サンウルブズで継続的に活動する代表候補選手は少なかった。けが人も相次ぎ、ハンセン・ヘッドコーチ(HC)代行は「頻繁に選手が入れ替わり、連係の構築が難しかった」と振り返った。指揮官のブラウンHCは兼務する日本代表コーチとしての活動があり、チームを離れる期間もあった。

一方、ロックのトンプソン(近鉄)はサンウルブズでの活躍が評価されて代表復帰を果たし、日本代表FB山中(神戸製鋼)、SH茂野(トヨタ自動車)はチームの主力として経験を積んだ。秋にワールドカップ(W杯)日本大会を控える中、数少ない収穫と言える。(矢萩雅人、帯津智昭)

関連ニュース

<<
ニュース一覧へ戻る
>>