屈強な敵 食い止めろ…ラグビー合宿 2人同時タックル 特訓


雨の中、モールの防御を指導するジョセフ・ヘッドコーチ(中央)

雨の中、モールの防御を指導するジョセフ・ヘッドコーチ(中央)

宮崎市で長期合宿を張るラグビー日本代表は3日、第2クールを終えた。ウェートトレーニングの直後に実戦的な練習を行うなど負荷の高いメニューが続いたが、ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は「地獄の練習を重ねてきたとは思えないぐらい、活発に動いていた」と手応えを感じた様子だ。

7、8月にフィジーやトンガなどと戦うパシフィック・ネーションズ杯や本番のワールドカップ(W杯)では、日本に体格で勝るチームが相手となる。ジョセフHCは「強く、大きい相手を上回るぐらいの練習量が必要」とハードな練習の意図を説明。第2クールで時間を割いた防御でも、体格の大きい相手を想定したものが多かった。

1日からはタックル専門の外国人コーチを招き、上半身、下半身に1人ずつタックルする「ダブルタックル」を繰り返し練習した。力をうまく伝えるために右脚で踏み込む時は右肩を当てるなど細部にこだわった指導で、FB松島(サントリー)は「大きい相手の勢いを確実に止める技術が身につくと思う」と話した。

一方で、けが人の多さが気がかりだ。左プロップでは三上(東芝)、山本(ヤマハ発動機)が別メニュー調整を続けている。急きょ追加の選手を招集したが、3日の練習では同じポジションの中島(神戸製鋼)が右ふくらはぎを負傷。復帰までは1か月前後かかるという。W杯開幕を9月20日に控える中で、チーム力が試されている。

第3クールは7~17日に予定されている。

◆再発防止策を提示 ラグビー・トップリーグは3日、トヨタ自動車の2選手が麻薬取締法違反の疑いで逮捕された事件を受け、選手の個別面談や専門家による研修の実施といった再発防止策を各チームに示した。太田治チェアマンは、「チームと協力し、ラグビーの価値を上げていく活動をしていきたい」と話した。

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