合宿終盤 サバイバル激化…ラグビー代表 戦術練習実施

実戦形式の練習で、ボールを持って突進するトンプソン(中央)

宮崎市で長期合宿を張るラグビー日本代表は8日、第3クールの練習を始めた。9月開幕のワールドカップ(W杯)メンバー入りをかけた生き残り競争は激しさを増してきた。

体力強化や基礎練習を反復してきたこれまでと違い、実戦に近い戦術練習が組み込まれた。自陣深くのラインアウトからキックを使ってピンチを脱出する練習など、ほぼ休憩なしで約40分間続けた。1試合分の運動量を詰め込んだという過酷なメニューをこなした主将のフランカー、リーチ(東芝)は「最後の2、3分は動けなかった」と疲労困憊(こんぱい)の様子だった。

宮崎合宿は最終の第3クールが17日まで。その後はパシフィック・ネーションズ杯(PNC)でフィジーなどと対戦する。ジョセフ・ヘッドコーチは7日夜、選手に「PNCメンバーの31人をここから選ぶ。与えられたチャンスをものにしてほしい」と話したという。過酷なメニューも、「試合より高い強度で追い込み、選手がどう反応するかを見たい」という狙いがある。

2015年W杯前の宮崎合宿と違い、紅白戦は組まない方針。W杯メンバー31人に入るには、練習で指揮官の信頼を勝ち取り、まずPNCに参加することが求められる。4大会連続W杯代表を目指すロックのトンプソン(近鉄)は「難しさはあるが、最後まで練習でアピールする」と話した。

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