危険? 難しい? 大丈夫!!・・・ラグビー 魅力にタッチ

元日本代表の広瀬佳司さん(左から2人目)の指導でタッチラグビーをプレーする参加者たち(東京都渋谷区で)=横山就平撮影

ラグビー・ワールドカップ(W杯)の開幕を9月に控え、大会組織委員会などが主催する初心者向けのラグビー教室や体験会が人気を集めている。「危険なスポーツ」「ルールが難しい」というイメージを
払拭(ふっしょく)し、ファン層を広げるのが狙いだ。

W杯で注目 女性、初心者向け体験会

 東京都心部にある都立青山高校(渋谷区)グラウンドでは毎週水曜日の夜、仕事帰りの約40人の男女がラグビーに汗を流す。

組織委などが昨年7月に始めた「寄り道ラグビー」教室。女性や初心者でも気軽にプレーできるよう、相手の攻撃をタックルの代わりにタッチで阻止する「タッチラグビー」を採用した。タッチが成功すると、ボールは手放される。会社員の女性(35)は「W杯がもっと楽しみになった」と笑顔を見せる。

教室を指導する元日本代表で、3大会連続W杯出場の経歴を持つ広瀬佳司さん(46)は「ラグビーを気軽に楽しむ文化が、W杯のレガシーとして残ってほしい」と期待する。教室は今月末から近くの港区立青山小学校に場所を変え、8月下旬まで続ける予定だ。

東京・日比谷公園で週1回の早朝、エクササイズとしてタッチラグビーを楽しんでいるグループ「みんジャパ」。前回イングランド大会の期間中、現地駐在邦人が作ったラグビーチームが母体で、帰国したメンバーらを中心に2015年から活動している。30人ほどが集まるが、W杯への関心もあってか、毎回、初参加の数人が加わるように。発起人の反町雄輔さん(39)は「草の根でW杯を盛り上げていきたい」と意気込む。

W杯を支援する経団連は開幕直前の9月、都内で「ラグビー祭」と銘打ち、主に未経験の大人を対象としたラグビー体験会を開催する。タッチラグビーなどをプレーしながら、ルールを学んでもらうという。同祭を担当する職員の大橋泰弘さん(46)は「チームプレーでミスをカバーし、強い相手に向かっていく姿勢は、ビジネスにも生かせるはず」と参加を呼びかけている。

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