W杯へ 姫野成長見せる…きょうフィジー戦

ラグビー日本代表は27日、ワールドカップ(W杯)日本大会の前哨戦となるパシフィック・ネーションズ杯(PNC)初戦のフィジー戦(読売新聞社後援)に臨む。26日には東日本大震災で津波被害を受けた地域に新設され、試合会場となる岩手・釜石
鵜住居(うのすまい)
復興スタジアムで約1時間の調整を行った。フランカーのリーチ主将(東芝)は「勇気ある試合をして、何かを感じてもらえたら」と語った。

「防御を武器に」

フィジー戦を前に、リラックスした表情で練習する姫野

フランカーで先発出場する姫野(トヨタ自動車)にとっては、試金石となる一戦だ。帝京大出身で2017年に初キャップを得ると、力強い推進力を武器に代表に定着。ロックやナンバー8もこなせる器用さもジョセフ・ヘッドコーチ好みだ。

危機感は常にある。同じポジションにはリーチら実績ある選手がひしめく。加えて、南アフリカ出身のラブスカフニ(クボタ)が代表資格を得て、フィジー戦で初出場するなど、ポジション争いは激しさを増す。生き残りをかけ、宮崎合宿では「課題の防御を自分の武器に変えられるように」と、全体練習後も自発的にタックルコーチの元へ向かい、体の当て方を学んだ。

フィジーはタックルを受けながらのパスなど華麗な攻撃が持ち味だ。「防御がどれだけ成長しているか、自信につなげられる試合にしたい」。27日に25歳の誕生日を迎える新星は、自分の力でW杯への切符をつかみ取るつもりだ。(中安真人)

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