サッカーからラグビーへ 02年の感動 よみがえれ…共通の開催地 準備着々

今回、設置されるモニュメントのイメージ図(新横浜町内会提供)

開幕まで1か月を切ったラグビー・ワールドカップ(W杯)。開催会場の中には、2002年のサッカー・W杯日韓大会の舞台となった場所があり、「再び、あの感動を」と準備が進められている。モニュメントの設置に動き出した町内会があれば、観客をもてなそうと再びボランティアに名乗りを上げた人もいる。

横浜

ラグビー・W杯の試合が行われるのは12か所。このうち、日韓大会が行われたのは札幌、横浜、袋井(静岡県)、神戸、大分の5市だ。

日韓大会で4試合が行われた横浜国際総合競技場(横浜市港北区)は今回、日本戦(対スコットランド、10月13日)など7試合を予定しており、日韓大会と同じく、決勝(11月2日)の舞台にもなる。

競技場近くの「新横浜町内会」は、日韓大会と同様に最寄りのJR新横浜駅北口にモニュメントを設置して大会を盛り上げようと計画が進む。日韓大会では同町内会が中心となり、オリジナルピンバッジを製作。その売り上げで、地球をイメージしたモニュメントを設置したところ、待ち合わせの「シンボル」として国内外のサポーターから好評を得た。

金子会長

町内会のメンバーらはあのときの光景が目に焼き付いているといい、ラグビー・W杯で再びモニュメントの設置を決めた。モニュメントは台座を含め高さ約5メートル。台座の上には出場国などの国旗が掲げられ、さらにその上に地球をモチーフにしたバルーン(直径約2メートル)が宙に浮く形だ。9月14、15日に同駅前で開く直前イベントで、ラグビーをテーマにした絵が台座に描かれ、お披露目される。

モニュメントは大会期間中の設置で、ライトアップもされる。同町内会の金子清隆会長(67)は「訪れた人たちの記憶に残るよう最高のおもてなしにつなげたい」と意気込む。

静岡

萩原さん

静岡市駿河区の会社員萩原卓幸(たかゆき)さん(60)は、日韓大会に続き、今回のW杯でも、ボランティアに名乗りを上げた。W杯の静岡開催が決まり、ボランティア募集が始まると迷わず志願した。

日韓大会ではエコパスタジアム(静岡県袋井市)での全3試合で観客誘導係を担当した。海外サポーターに片言の英語を交えて笑顔で対応。毎試合、スタジアムから地鳴りのような歓声が聞こえていたのが忘れられないという。再び、観客誘導を担当する予定という。

ボランティア研修では「お出迎え、お見送りは笑顔で。観客とのふれ合いを大切に」とほかのメンバーに助言も忘れない。同スタジアムでは日本戦(対アイルランド、9月28日)など4試合が行われる。「訪れた人全員に満足して帰ってもらいたい」と開幕を待ち望んでいる。

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