[ライバル分析]アイルランド…世界ランク1位 高い士気

A組で最強と言えるのが、アイルランドだ。7日、優勝候補の一角であるウェールズを19―10で破り、初めて世界ランキング1位となってW杯に臨む。シュミット監督は「心地よい肩書だが、我々は世界最強ではない。日本での戦いに(ランキングは)何の意味もない」と冷静だ。

過去8大会のうち6大会で8強入り。準々決勝を突破したことはないが、ニュージーランド(NZ)出身の指揮官が就任した2013年から着実に力を伸ばしてきた。昨年は欧州6か国対抗で全勝優勝し、11月にはホームで初めてNZを破った。今年は6か国対抗で3勝2敗の3位にとどまったが、7日のウェールズ戦では、期待の若手ロック、ライアンがトライを決めるなど明るい材料がそろった。

W杯後にシュミット監督が退任し、長く代表を引っ張ってきた主将でフッカーのベストが現役を引退することを表明。功労者2人の花道を初優勝で飾ろうと、チームの士気は高い。

4大会連続出場 集大成のHOベスト

ベテラン2人がチームに安定感をもたらしている。屈強なFW陣をまとめ、運動量が豊富な37歳のベストは、2005年に代表入りし、120キャップを誇る。W杯は4大会連続となり、まさに集大成の場だ。2018年に国際統括団体ワールドラグビーの年間最優秀選手に輝いたSOセクストンは、パスとキックを巧みに使い分け、自らも仕掛ける。7日のウェールズ戦でけがから復帰。W杯3大会連続となる34歳の司令塔が自由にプレーできれば、このチームを止めるのは難しい。

9月28日 日本アイルランド静岡エコパスタジアム

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