ようこそキャンプ地へ~ボール遊び、書道など「和」体験も

サインに応じるジョージア代表選手ら(徳島県鳴門市で)

20日の開幕が迫ったラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会を前に、来日した出場チームが調整するキャンプ地で、地元住民らとの交流が行われている。熱烈な歓迎を受け、選手たちも喜んでいる。

福島県いわき市では13日、サモア代表の公開練習と交流イベントが行われた。山あいのグラウンドに約1000人が集まり、選手たちは子ども たちと楕円(だえん)球を使って遊んだり、記念撮影をしたりした。グループリーグA組で日本代表と対戦するライバルだが、同市の自営業男性(57)は「日本に勝ってもらいたいが、いわきに来てくれたサモアも熱い試合を見せてほしい」とエールを送った。

ファンとの写真撮影に応じるフランス代表選手(左)(山梨県富士吉田市で)

受け入れキャンプ地のおもてなしは、選手に好評だ。史上初のW杯3連覇を狙うニュージーランド(NZ)代表は9日に来日した際、台風15号の影響による渋滞に巻き込まれ、キャンプ地の千葉県柏市への到着が予定より2時間以上も遅れた。それでも、大歓声で迎えたファンの姿を見て、リード主将は「海外でこんな歓迎を受けられ、素晴らしい」と、長旅の疲れを感じさせない笑顔を見せた。

NZのハンセン監督が「W杯ではその国の文化を大事にしている」と語るように、どのチームも、練習の合間を縫って、日本での滞在を満喫している。

W杯の公式ツイッターによると、南アフリカ代表は鹿児島市のすし店ですしを握る体験を行った。イングランド代表は宮崎市で弓道や茶道、ジョージア代表は徳島市で書道を体験。アジア初開催のW杯は、まずは国際交流の場として上々のスタートを切った。(帯津智昭)

ウェルカムセレモニーで子どもたちと交流するロシアの選手(さいたま市内で)

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