ゴール決め「緊張から解放」…30歳司令塔・田村

日本代表はロシア代表を30―10で下した開幕戦から一夜明けた21日、東京都内の宿舎で軽く体を動かして調整した。午後には、子どもたちとの交流イベントに参加した。

ロシア戦の後半23分、ペナルティーゴールを決めた田村

開幕戦は4万5745人の観客が見守る独特の雰囲気の中、チームは序盤からミスを連発した。日本のスタンドオフ田村(キヤノン)は21日、「緊張して死ぬかと思った」と、初戦の重圧を振り返った。

2015年の前回W杯も経験しているが、それほど難しくないゴールキックを外すなど、キックの精度を欠いた。ジョセフ・ヘッドコーチが「この3年間でかなり成長している。以前は試練が立ちはだかると苦しんでいたが、今は負けない」と信頼を寄せる30歳の司令塔も、不安定なプレーが目立った。

3点を返されて20―10となった後の後半23分、約40メートルのペナルティーゴール(PG)を決めた。ボールをグラウンド外に蹴って前進し、ボーナスポイントが得られる4トライ目を狙う選択肢もあったが、主将のリーチ(東芝)はPGの3点を選んだ。田村は「(キックに対する)重圧に向き合うチャンスをキャプテンにもらえた」と感謝した。

「ミスもあったけど、ボールを動かす時間もたくさんあり、楽しめた。緊張から解き放たれた。次の試合の方がもっと楽しめると思う」。世界ランキング1位のアイルランドに挑む次戦で真価が問われる。(矢萩雅人)

「盛り上がり感じる」…主将・リーチ

主将のリーチ(東芝)は21日、東京都内で取材に応じ、「(ロシア戦が)一番緊張感のある試合と考えていた。緊張がなくなり、次のアイルランド戦に向けてより良い準備ができると思う」と語った。また、地元開催のW杯について、「日本ラグビーの盛り上がりをすごく感じる。海外からのファンも多いので、これからよい大会になると思う」と期待した。

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