アイルランド戦、カギ握るラファエレ…浜松で合宿開始

アイルランド戦に向けて練習するラファエレ(23日)

日本代表は23日、グループリーグ2戦目のアイルランド戦(28日・静岡エコパスタジアム)に向け、浜松市での合宿を本格的にスタートさせた。公開された冒頭15分では、フォワード(FW)とバックス(BK)に分かれて調整した。

アイルランドは22日の初戦で、ライバルのスコットランドをノートライに抑え込んだ。際立つ組織防御を日本が崩すためには、テンポ良くパスを回してスペースを突く素早い攻撃が必須となる。キーマンとなるのが、センターのラファエレ(神戸製鋼)だ。

ロシアを30―10で下した開幕戦では前半11分、相手ゴール前でタックルを受けながら、後ろから走り込んだ味方選手へ右手1本で背中越しにパス。最後は松島がインゴールへ駆け込み、チーム初トライを決めた。アイルランドのシュミット監督は22日の試合後、ラファエレの名前を挙げ、「素晴らしい選手」と警戒した。

サモア出身でニュージーランド(NZ)で育った。山梨学院大に留学し、「夏は猛暑、冬は極寒でびっくりした」という土地で毎朝6時から練習を重ねた。持ち前のキックやパス技術を高めるとともに、「一生懸命やることで必ず得るものがあることを学んだ」と精神力も鍛えた。

選手として、「基礎はNZで取得したけど、日本で長くプレーし、いろんなコーチから教えられた影響が大きい」という。2017年に日本国籍を取得。ポテトチップスを箸でつかめるほど、日本になじんだ。「チャンスをくれた日本に恩返しがしたい」。グループリーグ最強の敵を前にしても、臆せずに挑む。(中安真人)

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