復興釜石PR「やりがい」…あすスタジアム初戦 地元ボランティア 一役

東北唯一のラグビー・ワールドカップ(W杯)会場「釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアム」(岩手県釜石市)では、25日に初戦のフィジー―ウルグアイが行われる。10月13日にはナミビア―カナダも予定され、地元独自のボランティアグループが、W杯盛り上げと地元PRに一役買っている。

ボランティアグループ「いわて・かまいしラグビー応援団」は、大会公式ボランティアとは別に市と県が募集し、学校や会社など県内外の386団体、のべ約2万8000人が登録。スタジアム周辺の清掃やタグラグビー体験会などに取り組み、試合当日は市中心部の道案内も行う。

参加団体の一つ、市立大平中学校では平日朝、生徒が交代で学校前の国道に出て、通行車両のドライバーらにW杯をPR。生徒会書記長の3年小野寺美菜さん(15)は「手を振ったり、クラクションを鳴らしてくれたりする人もいる。PRに貢献できてやりがいを感じる」と話す。

スタジアムに近い市立釜石東中学校3年生も4月に修学旅行で上京した際、PRチラシを東京・上野公園で配布した。

応援団では、市などが募集した「いわて・かまいしラグビー応援の店」の居酒屋やホテルなど268事業所も活動。県産食材のメニューを提供、外国語表記の案内文を製作している。老舗料亭「幸楼(さいわいろう)」は外国人客に日本文化を感じてもらおうと着物で接客し、食べ方やマナーも説明。金沢敬専務(54)は「釜石は『ラグビーのまち』『鉄のまち』だが、料亭文化があることも知ってほしい」と話している。

今年7月27日のパシフィック・ネーションズ杯で、スタジアムへ向かうファンをハイタッチで迎えるボランティア

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