イタリア軽快7T…「ティア1」の本領


前半7分、イタリアのステインがトライを決める

前半7分、イタリアのステインがトライを決める

※イタリアが後半に認定トライ=7点=1を含む。

※イタリアが後半に認定トライ=7点=1を含む。

ラグビー界の伝統的な強豪国・地域が属する「ティア1」に名を連ねるイタリアが、本領を発揮した。ミスを連発した初戦から一転し、攻撃力を見せつけた。

際立ったのは個の能力の高さだ。序盤にナンバー8のステインが次々と相手をなぎ倒して力ずくで先制トライを挙げると、ロックのバッドは巧みなステップで抜け出し、巨体を揺すってインゴールへ。前半の2トライで主導権をつかんだ。後半にはバックス陣が好タックルを連発し、オシェイ監督は「全員のパフォーマンスに満足だ」と合格点を与えた。

2000年から加わった欧州6か国対抗では苦戦が続き、最近は4シーズン連続で全敗の最下位。W杯では一度も決勝トーナメントに進んだことがない。ティア1の称号こそあるものの、上位国とは水をあけられているのが現状だ。「南アフリカとニュージーランドは強いが、今日のような試合をして楽しみたい」とステイン。これから始まる挑戦に向けて、エンジンは温まった。 (財津翔)

イタリア・オシェイ監督
「4年前のW杯でもカナダに勝ったが、接戦だった。それを考えれば素晴らしい結果。我々は、前へ前へと進んでいる」

■カナダ、ミス続く
カナダが自らのミスで流れを失い、前回大会でイタリアに敗れたリベンジを果たせなかった。17点を追う前半、相手防御の中央を突破したが、インゴール間際で痛恨の落球。相手陣内深くまで押し込んだところで、球が手につかず、ラインアウトのミスもあり、初得点は大差がついてからだった。W杯4大会連続出場のウィング、ファンデルメルビは「初戦の硬さは、言い訳になるので言わない。反省して次の試合に生かしたい」と前を向いた。

カナダ・ジョーンズ監督
「選手は一生懸命にプレーしたが、残念ながらチャンスを決めきれなかった。チームとして改善し、強化していきたい」

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