イングランド進撃

 前半24分、イングランドがモールを押し込んでトライを決める=川崎公太撮影
前半24分、イングランドがモールを押し込んでトライを決める=川崎公太撮影
 T(トライ)は5点、G(ゴール)は2点、PG(ペナルティーゴール)は3点
T(トライ)は5点、G(ゴール)は2点、PG(ペナルティーゴール)は3点

ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会は26日、グループリーグB組で、イタリアがカナダから7トライを奪って大勝し、2連勝を飾った。C組のイングランドも、米国を圧倒して2連勝。27日は試合がない。

司令塔フォード躍動

点差以上にイングランドが力の差を見せつけた。攻撃でも防御でも、セットプレーでもキックでも、すべての面で米国を圧倒。2試合続けて、4トライ以上で得られるボーナス点を含めて勝ち点5を手に入れたジョーンズ監督は「現状をうれしく思う」と満面の笑みだった。

前半5分、フォワードの縦突破からバックスがワイドに展開して一気にゴール前に迫ると、最後は司令塔のフォードが相手防御の隙間をついてトライを奪った。その後もモールやバックスの展開で、何度も相手防御を突き破り、インゴールを陥れた。

初戦のトンガ戦から中3日で迎えた試合。大幅に先発メンバーを入れ替えたが、チーム力が落ちることはなかった。今後はアルゼンチン、フランスという強豪との対戦を控える。ジョーンズ監督は「もっといいプレーをしないといけない。勝つのが難しい相手だと理解している」と気を引き締めることも忘れない。

地元開催だった前回大会では、グループリーグ敗退という屈辱を味わった。ラグビーの「母国」のプライドを取り戻すことを使命とする今大会。イングランドは着実に歩みを進めている。 (南恭士)

イングランド・ジョーンズ監督
「(2試合で勝ち点を)10ポイント取れた。まだまだやれる。次の試合でもっといい試合をしないといけない」

米国 意地の1トライ

 試合終了間際、米国のキャンベルがトライを決める=川崎公太撮影
試合終了間際、米国のキャンベルがトライを決める=川崎公太撮影

米国はほとんど見せ場を作れず、完敗を喫した。セットプレーは安定せず、ボールを動かしても前進できない苦しい戦い。終了間際に1トライを返すのがやっとだった。後半には、クイルが相手選手への危険なプレーで一発退場となり、後味の悪さも残った。主将のスカリーは「全くかなわないところもあった。(自分たちの)パフォーマンスも残念だった」と話した。

米国・ゴールド監督
「みんなが頑張って最後に1トライを取ったが、全ての局面で負けた。今回学んだことを生かしたい」

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