誤った会場名や存在しない座席も、W杯不正チケット相次ぎ発見

試合会場に向かう観客の列

ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の組織委員会は28日、開幕戦の東京スタジアムを始め、26日までに行われた全12試合で偽造や複製などの不正なチケットが見つかったと発表した。知らずに所持していた観客でも入場拒否しており、組織委は、公式サイト以外からのチケット購入はしないよう呼びかけている。

発表によると、大会屈指の好カードだった21日のニュージーランド対南アフリカ戦が行われた横浜国際総合競技場で、不正チケット約200枚が発見された。札幌ドーム、豊田スタジアム、花園ラグビー場、東平尾公園博多の森球技場などでも数十枚が確認された。

誤った会場名や存在しない座席番号が印刷された偽造品のほか、複製品も複数あった。入場時に券面の「QRコード」を読み取る際にエラーが出たり、係員が気付いたりして発覚した。

組織委は、チケット規約で非公式サイトでの販売・購入を禁止している。インターネット上で転売されたチケットが確認され次第、無効化しており、こうしたチケットを持った人についても入場させていない。

不正チケットを持った人の多くは、海外の非公式チケットサイトや会場周辺で見知らぬ人から声をかけられて購入していたという。

組織委では不正なチケットを見つけた場合、警察に通報している。今後、非公式サイトでの転売や、競技会場近くの路上などでチケットを売る「ダフ屋行為」の監視を強化する方針。

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