[大畑大介の目]残り20分まで我慢…アイルランド戦

ロシア戦は、初戦だった上、(4トライ以上で得られる)ボーナス点を取って勝たないといけない試合で、これまでのワールドカップ(W杯)で日本が経験したこともないプレッシャーだったと思う。その中で勝ち点5を取れたことは、大きなプラスだ。アイルランド戦はチャレンジするだけだし、W杯を楽しんでもらいたい。

アイルランドはフォワードが強く、防御も強い。スクラムハーフ(SH)のマレーと、スタンドオフ(SO)で試合をコントロールしている。22日に対戦したスコットランドも、マレーのキックで崩されていた。2人に気持ちよくプレーさせると、チーム全体が連動してくる。

(SOの)セクストンが出場しないとはいえ、(ゲームメイクを担当する)ハーフ団(SHとSO)にプレッシャーをかけなければならない。セットプレーを安定させ、そこからのディフェンスが重要になる。ハイボールの対応も必要で、山中、トゥポウのキック処理を含め、我慢は欠かせない。

前回大会で番狂わせを演じた南アフリカ戦のように、後半残り20分まで点差を離されずに食らいつけるか。夕方の試合で暑さも影響するだろう。日本はハードな練習を積んで準備はできているし、残り20分で自分たちの強みを出せるはずだ。

相手の堅い防御に対しては、フェーズ(連続して攻撃する回数)を重ねるのではなく、一気にトライまで持っていくような攻撃が求められる。そのためにもスピーディーなテンポで攻めたい。(元日本代表、ラグビーW杯日本大会アンバサダー)

スコットランド戦で、ボールを持って突進するアイルランドのスタンダー(中央)(22日、横浜国際総合競技場で)=伊藤紘二撮影

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