<観戦ポイント>ブレイクダウン…「集散」を素早く

タックル後のボール争奪戦をブレイクダウンという。一見すると、大男たちが折り重なっているだけのように見えるが、「ブレイクダウンが試合の勝敗を決する」と言われるほど鍵となるプレーでもある。

攻撃、防御側の両方にとって重要なのは「集散の早さ」だ。タックルで倒された選手は球を離さなければ反則となる。このため、球を地面に置いた時に仲間が駆け寄り、両チーム1人ずつ以上が立ったまま押し合うと「ラック」となる。ラックの中ではボールを手で扱えず、前方や横からラックに加わることも反則だ。

タックル後 激しい争奪戦

密集からパスを出す流(9月28日、エコパスタジアムで)

攻撃側は再び攻めるために、ラックを素早く作って相手の防御が整う前にテンポ良く球出しをすることが必要だ。

そのためにもタックルされた選手が球を渡しやすい位置に倒れるなど、細かな工夫も求められる。

防御側にとってはボールを奪うチャンス。ラック成立の前に素早く手を入れて球をもぎ取るプレーは「ジャッカル」と呼ばれる。球が奪えなくても、激しい圧力をかけて相手の球出しを遅らせれば、攻撃をスローダウンさせる効果はある。ただ、このプレーに人数をかけすぎると、相手に展開された時に外側で選手が足りなくなるので、状況判断が必要だ。

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