アイルランド順当…復帰セクストン 好演出

前半のみの出場だったが、多彩なプレーでチームを引っ張ったアイルランドのセクストン=尾賀聡撮影

前半のみの出場だったが、多彩なプレーでチームを引っ張ったアイルランドのセクストン=尾賀聡撮影

T(トライ)は5点、G(ゴール)は2点、PG(ペナルティーゴール)は3点

T(トライ)は5点、G(ゴール)は2点、PG(ペナルティーゴール)は3点

ボーナス点獲得

ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会は3日、日本と同じグループリーグA組で、アイルランドがロシアに快勝し、首位に浮上した。ロシアは3連敗で、1試合を残して敗退が決まった。D組ではフィジーがジョージアに大勝し、初勝利を挙げた。日本は5日のサモア戦(愛知・豊田)の出場予定メンバーを発表した。

頼れる司令塔がグラウンドに戻ってきた。日本に12―19で逆転負けを喫してから中4日。アイルランドはロシア相手に先発を11人入れ替え、日本戦を欠場したスタンドオフのセクストンが名を連ねた。

パス、ラン、キックと多彩な引き出しを持つ昨年の世界年間最優秀選手は、その才能を発揮。前半12分、敵陣22メートル付近でパスを受けると、相手バックスラインの背後にキックで転がした。ボールはインゴール手前でオマホニーの胸に吸い込まれるように収まり、トライを演出した。

相手防御の手薄なところを見つけると、すかさずピンポイントのキックで球を落とす。強力な味方フォワードを前に出し、相手の穴を見つけてはパスを散らした。シュミット監督も「(相手防御の)裏にスペースを見つけてくれた」とたたえた。

前半で退いたが、初戦のスコットランド戦で右太ももを痛がるそぶりを見せていた不安は感じさせなかった。「先週(の日本戦の負け)から立ち直った」。主力は休ませ、主役は復帰を果たしたアイルランド。後半はミスが目立ったが、4トライ以上で得られるボーナス点も手に入れ、グループリーグ最後のサモア戦を残して勝ち点を11に伸ばした。(今井恵太)

ロシア敗退 力の差

ロシアにとって、力の差をまざまざと見せつけられる完敗だった。フォワードは縦突破で、バックスはパスをつないでトライを狙ったが、アイルランドの堅い防御に阻まれて無得点に終わった。それでも、必死にプレーする姿に、会場のファンは大声援で後押しした。主将のアルテミエフは「応援してもらえる理由があったんだと思う」と感謝した。

アイルランド シュミット監督「早い段階で2トライを挙げ、先手を取れた。自分たちのできることをしてサモア戦に備えたい」

ロシア ジョーンズ監督「アイルランドはミスが少ないチーム。防御で対等にプレーすることができなかった」

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