フィジーらしさ全開…軽やかパス 快走

後半20分、フィジーのラドラドラ(中央)が抜け出してトライを決める

後半20分、フィジーのラドラドラ(中央)が抜け出してトライを決める

T(トライ)は5点、G(ゴール)は2点、PG(ペナルティーゴール)は3点

T(トライ)は5点、G(ゴール)は2点、PG(ペナルティーゴール)は3点

奔放に走り、軽やかに球をつなぐ持ち味をようやく発揮したフィジー。「試合を楽しむことができた」と2トライのラドラドラが言うように、自在に7トライを重ねての今大会初白星に、花園が沸いた。

ジョージアの強烈なタックルに苦しみ、雨により落球も相次いだが、後半4分のトライで一変した。

敵陣内、ムリムリバルが倒されながらもつなぐオフロードパス。続いてラドラドラが左手一本でトスのようなラストパスを送り、ロマニがインゴールに飛び込んだ。リードを9点として勢いを得ると、ジョージア自慢のスクラムでも優勢に。ラドラドラの独走トライも飛び出し、主将のワンガニンブロトゥは「後半はもっと球を保持しようと全員が努力した」と胸を張った。

強豪の豪州に続き、格下ウルグアイによもやの黒星。D組最終戦の相手は優勝候補ウェールズだが、トゥイソバは「いつかは忘れたけど、フィジーがウェールズに勝ったこともある」とニヤリ。番狂わせへ、士気は高まった。(平地一紀)

フィジー・マッキー監督「後半5~10分くらいまでは長い腕相撲を見ているようだったが、その後は(選手の)才能と技術を見ることができてうれしい。素晴らしいチームのパフォーマンスだった」

ジョージア息切れ

スクラムを中心としたセットプレーに絶対の自信を持つジョージアは、後半に息切れした。相手陣内には進みながらも、トライは後半12分に相手ゴールライン近くでのボール争奪戦から、フォワード陣が束になって飛び出した一つのみ。シャリカゼは、「フィジーはプランを遂行し、我々は止めることができなかった」と悔しそうに話した。

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