勝ち点5へ「2人主将」…5日、サモア戦

サモア戦を前に記者会見する日本代表のジョセフ・ヘッドコーチ

サモア戦を前に記者会見する日本代表のジョセフ・ヘッドコーチ

【控え】堀江、バル、松田、福岡(以上パナソニック)、中島(神戸製鋼)、ヘル(ヤマハ発動機)、ツイ(サントリー)、田中(キヤノン)

日本代表は5日、愛知・豊田スタジアムでグループリーグ3戦目のサモア戦に臨む。悲願の8強入りに向けて前進するため、勝利はもちろん、4トライ以上を奪ってボーナス点を含めた勝ち点5を手にしたい。3日には出場予定メンバーが発表された。(矢萩雅人)

リーチとラブスカフニ

歴史的金星を挙げたアイルランド戦(静岡)から先発が3人入れ替わる。リーチが先発に復帰し、坂手は今大会初めてスタメン入り。ウィング福岡やフッカー堀江はベンチスタートで、ナンバー8マフィ(NTTコミュニケーションズ)、ロックのトンプソン(近鉄)はメンバーから外れた。

ゲーム主将はラブスカフニ。主将のリーチが先発する中で別の選手がゲーム主将を務めるのは異例だが、ジョセフ・ヘッドコーチは「負担を軽減することでリーチがプレーに専念できる」と説明した。

世界ランキング(3日現在)は8位の日本に対し、サモアは15位。今大会は初戦でロシアに34―9で快勝したものの、9月30日のスコットランド戦は0―34で完敗。個々の突破力はあるが、組織的なプレーに粗さが目立つ。ロシア戦で2人がシンビン(10分間の一時的退出)となるなど規律が乱れる傾向もある。

リーチは「週明けから集中して準備できている。サモアは(危険な状況が)何もないところから、トライを取る力がある。攻守の切り替えが大事になる」と話した。

坂手初先発「存在感出す」

ロシア戦の後半途中から出場した坂手=枡田直也撮影

ロシア戦の後半途中から出場した坂手=枡田直也撮影

W杯初先発が目前に迫り、坂手は「ずっと夢見ていた舞台にスタートから出ることにワクワクしている」と笑顔を見せた。

帝京大出身の26歳。タックルの力強さと豊富な運動量で代表に定着した。ただ、同じポジションには堀江がおり、先発の機会は少ない。今大会も出場はロシア戦の後半34分からだけで、アイルランド戦は出番がなかった。それでもベンチでレフェリーの判定の傾向を探るなど途中出場でもチームに貢献できるように努力を重ねてきた。

大学も所属先も同じ堀江からは多くを学んだという。スクラムの中心で他のフォワードに声をかける姿や試合中の落ち着きを目標にする。

「いろいろなところに気が利く部分を見習いながら、サモア戦は自分も存在感を出したい」。ベンチで控える大先輩に成長を見せたい。(中安真人)

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