日本、着実な勝利を目指す…きょうサモア戦

指揮官「ボーナス点考えない」


サモア戦に向けて練習する中村(中央)ら日本代表=枡田直也撮影

サモア戦に向けて練習する中村(中央)ら日本代表=枡田直也撮影

ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本代表は5日午後7時30分から、愛知・豊田スタジアムでグループリーグ(GL)3戦目のサモア戦に臨む。4日は試合会場で調整し、防御の動きを確認するなどした。

開幕2連勝の日本は、1勝1敗のサモアを下してもGL突破は決まらない。ただ、勝利した上で、4トライ以上を奪ってボーナス点を獲得できれば、スコットランドとのGL最終戦(13日・横浜)を優位な状況で迎えることができる。決勝トーナメント進出をかけた大一番で仮に日本は敗れたとしても、ボーナス点次第でスコットランドを上回る可能性がある。

しかし、サモア戦に敗れると、サモアも勝ち点を9か10に伸ばし、さらに混戦となる。ジョセフ・ヘッドコーチは「ボーナス点は考えない。過去の日本代表のW杯の試合を見ても、先の戦いを考えながら試合に入ったことはないと思う」と、トライを意識し過ぎず、まずは勝利を目指す姿勢を示した。 (矢萩雅人)

つなぎ役・中村 「正面から戦う」

2連勝の立役者と言っても過言ではない。センター中村(サントリー)が攻守の要として存在感を見せている。サモア戦に向けても「相手の身体的強さに真正面からファイトしたい」と意欲を示す。

「チームの潤滑油になる」という心がけ通り、フォワードが密集戦でキープした球を受け、外側のトライゲッターに回す役目を果たす。アイルランド戦の後半18分、球を受け、判断良く左隣の松島(同)を飛ばしてパス。狭いスペースでの素早く正確なプレーで数的有利を作り、福岡(パナソニック)の逆転トライにつなげた。

昨秋まで主力ではなく、練習で相手役を務める苦しい時期を過ごした。だからこそ今大会出番のない選手が、チームに貢献しようと練習や相手の分析に力を注ぐ姿に胸を打たれる。「良い状態で試合に入れるのもメンバー外の選手のおかげ。彼らの分も戦いたい」。熱い「つなぎ役」がチームの中心にいる。 (中安真人)

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