[大畑大介の目]序盤しのいでパス攻撃…5日サモア戦

アイルランドの突進を防ぐ日本(9月28日、エコパスタジアムで)=杉本昌大撮影

サモアは試合の入り方が、その後の試合展開に大きく影響するチーム。スコットランドとの激しい試合から中4日での試合の上、負ければグループリーグ敗退につながるだけに、序盤から一気に仕掛けてくるだろう。そこでの戦い方が一つのポイントになる。

日本としては、相手のフィジカル(身体的強さ)に負けないことが重要だ。防御に自信を持っているし、アイルランド戦と同じように粘り強く戦いたい。そうすれば、サモアは規律を守れなくなるなどのマイナス面が出てくる。

ナナイウィリアムズやフィドウら決定力のある選手がいるし、個の能力が高いだけに、簡単に球を渡さないことも大事だ。球を保持しながら、パスをつないで攻めたパシフィック・ネーションズ杯のフィジー戦(7月27日)のような戦い方をすることが求められる。蹴るにしても、(相手と競り合う)コンテストキックや、試合を動かす中でのキックだろう。

堀江が控えになり、トンプソンはメンバーを外れたが、層の厚さを感じるメンバー構成だ。状態がいい選手を使う発想で、チーム力の高さがうかがえる。福岡はアイルランド戦を見る限り、まだまだ本調子じゃない。それでも、その試合でトライを決めたように、球に触る回数が少なくても結果を出せるのが彼の強みだ。最後の20分で彼が入ってくるのは大きなプラスになる。その爆発力を見たい。

ボーナス点を含めた勝ち点5が取れればいいが、何よりも勝たなければならない。勝利をつかむためのゲームコントロールが大事になる。(元日本代表、ラグビーW杯日本大会アンバサダー)

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