南ア悠々 決勝T…主力温存でカナダから10トライ

 前半20分、南アフリカのライナックが自身3本目のトライを決める=枡田直也撮影

前半20分、南アフリカのライナックが自身3本目のトライを決める=枡田直也撮影

 T(トライ)は5点、G(ゴール)は2点、PG(ペナルティーゴール)は3点

T(トライ)は5点、G(ゴール)は2点、PG(ペナルティーゴール)は3点

ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会は8日、グループリーグB組の南アフリカが、カナダから10トライを奪って大勝し、8強入りを決めた。

圧倒的なパワーで8強入りをつかみ取った。南アフリカがカナダを序盤から圧倒して、グループリーグ2位以内を確定。エラスムス監督は「全体的によかった」と満足そうに話した。

開始早々からカナダを圧倒した。2分、敵陣深くに入り込むと、最後はデアリエンディがあっという間に先制トライ。17分にはライナックがインゴールへと飛び込み、早々に4トライ以上で得られる勝ち点のボーナス点を獲得した。その直後には自陣深くでのキックパスから一気にトライまでつなげるなど、多彩な攻撃で観客を沸かせた。

4日のイタリア戦から中3日。準々決勝も見据え、主力選手の多くを休ませ、大幅に先発メンバーを入れ替えた。それでも出場した選手の誰もが、身体的な強さを発揮する。それこそが、南アのラグビーを支える伝統。日本が準々決勝に進めば対戦する可能性もあるが、日本に限らず、この圧倒的なパワーは対戦相手にとって大きな脅威だ。

準々決勝までは約10日の間隔がある。主将のコリシは「チームとしてワクワクしている」と心待ちにする。2007年以来、3大会ぶりの頂点へ、南アは着々と準備を整えていく。(南恭士)

南アフリカ エラスムス監督 「湿度で特に最初の20分はボールが滑るが、そこで決定的なプレーができた」

カナダ後半に一矢

カナダは大敗を喫し、グループリーグ敗退が決まった。序盤はボールを持って攻める機会がほとんどなく、防戦一方で失点を重ねた。危険なプレーで前半35分に退場者も出す中、後半は連続攻撃を仕掛け、5分にゴール前の密集脇をヒートンが突き破ってトライを挙げた。ここまで3戦全敗。ジョーンズ監督が「とても大きな試合」と意気込むナミビアとの最終戦で、初勝利を目指す。

カナダ ジョーンズ監督「選手は戦ったと思う。後半は前半と違って戦略的に頭を使うことができた」

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