あの飯 俺たちの源「生姜焼き」「オムライス」…ラガーマン勝負飯

ラグビー・ワールドカップ(W杯)で奮闘する日本代表。体力の消耗が激しい競技に打ち込む選手たちには、それぞれの地元に胃袋を満たしてくれる店がある。ここ一番で、ラガーマンを支える「勝負飯」とは――。

 流選手(左)が注文する「豚生姜焼御膳」(府中市の寿々屋で)

流選手が注文する「豚生姜焼御膳」(府中市の寿々屋で)

流選手

流大(ながれゆたか)選手(27)、中村亮土選手(28)ら5人が代表入り したサントリーの選手の行きつけは、東京都府中市のそば店「寿々屋(すずや)」だ。

流選手は大事な試合の前など週3、4回は姿を見せ、決まって「豚生姜焼御膳」を注文する。そばつゆのもと「かえし」を使ったタレを豚バラ肉にからめた品で、肉は通常の2倍の400グラム、サラダを山盛りで頼む。

身長1メートル66、体重71キロと、日本代表の中では最も小柄だが、10分ほどで完食する。店長の鈴木朗之さん(44)は「あの食べっぷりは、料理人としてうれしい。W杯でもスピードあふれるプレーで活躍して」と声援を送る。

 稲垣選手が好むバランスの良い食事(群馬県太田市のいばらで)

稲垣選手が好むバランスの良い食事(群馬県太田市のいばらで)

稲垣選手

群馬県太田市の和食店「いばら」に通うのはパナソニックの稲垣啓太選手(29)で、メニューにない品を特別に作ってもらうことも。オーナーの奥沢信明さん(52)に稲垣選手が好む料理を頼むと、鶏肉のソテー、サンマの塩焼き、9種類の具材入りサラダなどバランスの良いおかずが並んだ。

店には松田力也選手(25)や、昨季までパナソニックに所属した田中史朗選手(34)も訪れる。奥沢さんは「疲れて帰ってくるみんなに、うまいものを食べてもらいたい。できれば一緒に祝杯を上げたい」と話した。

 トンプソン選手が注文するオムライス(東大阪市のまんぷくていで)

トンプソン選手が注文するオムライス(東大阪市のまんぷくていで)

トンプソン選手

日本代表最年長のトンプソンルーク選手(38)が試合前に訪ねるのが、大阪府東大阪市の定食屋「まんぷくてい」。メニューは約40種類あるが、注文は決まってオムライスの「大」だ。

「何かの験担ぎなのかしら」。店を切り盛りする河野和子さん(73)は笑う。トンプソン選手は河野夫妻と家族ぐるみの付き合いで、和子さんは「けがなく活躍して」と願う。

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