美男子ムーア 鬼タックル…アイルランド戦 チームトップ23回

サモア戦でタックルするムーア(中央)

サモア戦でタックルするムーア(中央)

ムーア

1メートル95の長身と端正な顔立ちが目を引くロックのジェームス・ムーア(サニックス)。スポーツブランドのモデル経験があり、所属チームの練習前には、福岡県宗像市の海でサーフィンを楽しむ。そんな美男子が泥臭く日本代表を引っ張っている。

豪州出身の26歳。2016年から2年間東芝でプレーし、サニックスへ移籍した。W杯前に日本代表資格を取得し、今年7月のフィジー戦で代表デビュー。ロックでコンビを組む12歳年上のトンプソン(近鉄)を「気合の入ったおっちゃん」と評するように、ちゃめっ気あふれる性格と「ジミー」の愛称でチームメートから愛される。

その表情は試合に入ると一変する。高校の先輩であるトゥポウ(コカ・コーラ)が「フィールドに入った時にスイッチが入る」と話すように、体格を生かした強烈で正確なタックルを次々と相手に食らわせる。アイルランド戦の23回、サモア戦の14回はいずれもチームトップのタックル回数。全3試合にフル出場し、日本の3連勝に大きく貢献した。

豪州では15人制よりも攻撃のテンポが速く、タックルの重要度が高い13人制ラグビーでプレーした。「1試合で30~40回はタックルしていた。その経験が生きている」といい、タックルを決めるたびに「喜びを感じる」。

福岡・宗像の海を愛し、焼き鳥などの日本食もたしなむ。日本代表が目指すパスをテンポ良くつなぐラグビーにも魅了されている。「来日してすぐに日本という国に恋に落ちて、それからラグビースタイルも好きになり、日本代表になりたいと思った」。黙々と仕事をこなす姿勢は、もはや代表には欠かせない存在だ。(中安真人)

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