豪州 最後に地力~ジョージア戦 序盤で主導権握れず

後半19分、抜け出してトライを決める豪州のコロイベテ=冨田大介撮影

後半19分、抜け出してトライを決める豪州のコロイベテ=冨田大介撮影

T(トライ)は5点、G(ゴール)は2点、PG(ペナルティーゴール)は3点

T(トライ)は5点、G(ゴール)は2点、PG(ペナルティーゴール)は3点

決勝トーナメント進出を決めている豪州は、またしても立ち上がりで苦労した。逆転勝ちしたフィジー戦、僅差で敗れたウェールズ戦と同じように、ジョージアに苦戦を強いられた。

ボール支配率は76%、地域支配率は80%に上ったが、奪ったトライは四つ。圧倒的に試合を支配しながら、要所でノックオンを繰り返した。雨でボールが滑る状況だったとはいえ、直後の相手ボールスクラムで反則を犯し、陣地を一気に戻される場面も。前半のトライは1本だけだった。

流れに乗れない理由は、ちぐはぐな攻撃だけではない。前半にナンバー8のナイサラニがシンビン(10分間の一時的退出)となり、1人少ない状況に。ウルグアイ戦でシンビンを2人出し、フィジー戦は、主力のホッジが危険なタックルをしたとして出場停止処分を受けた。ロックのロッダは「仕方ない部分もある」とかばったが、序盤で主導権を握れなかった要因だった。

グループリーグは2位通過が濃厚で、準々決勝はイングランドと激突する可能性が高い。「今日は仕留めるところができなかったので、そこを改善したい」とチェイカ監督。4年前に日本代表を指揮した豪州出身のジョーンズ監督率いるラグビーの「母国」に、真っ向勝負を挑むつもりだ。(今井恵太)

ジョージア 猛タックル5大会連続のグループリーグ敗退が決まっていたジョージア。前回準優勝の豪州にボールを圧倒的に支配されたが、低く強いタックルで対抗し、相手の4倍以上となる約200回のうち9割近くを成功させた。強みのフォワードも連続攻撃を何度も食い止め、残り10分を切るまで9点差で食い下がった。ゲーム主将のシャリカゼは「最後に2トライを許したのが強豪との差。そこを改善して、もっとタフに戦いたい」。4年後への課題は明確になった。

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