NZ 3連覇へ難敵◇ウェールズ上昇気流

8強による決勝トーナメントは、準々決勝から優勝候補同士が激突する好カードが目白押しだ。日本―南アフリカ戦以外の3試合を展望する。(帯津智昭)

◇イングランド―豪州

過去2度、W杯決勝で顔を合わせ、1991年大会では豪州が、2003年大会はイングランドが制して初優勝を成し遂げた。W杯での通算対戦成績は3勝3敗で互角だ。ジョーンズ監督が15年に就任して以降のイングランドは、豪州に6連勝しているが、指揮官は「過去のことは影響しない。分かっているのは、準備が十分できているということだ」と慢心はない。

◇NZ―アイルランド

史上初の3連覇を狙うニュージーランド(NZ)は、アイルランドには直近の対戦で分が悪い。前回大会後、3度対戦し、16、18年に計2度、敗れた。NZのハンセン監督は「前の試合から変えた部分は大きくあるし、同じようにはならない」と気にしてはいない。アイルランドのシュミット監督は「自分たちのベストを出して戦うことが必要だ。ひるむことはない」と話す。

◇ウェールズ―フランス

欧州6か国対抗でしのぎを削る両チーム。今年2月の対戦は、ウェールズが0―16の劣勢から後半、ウィングのノースの2トライを含む3トライを決め、24―19で逆転勝ちした。この大会を全勝で制し、初めて世界ランキング1位にも立った。W杯初制覇を狙うガットランド監督は「フランスに対しては直近の8試合で7勝している」と自信を見せる。ノースも先発予定だ。

■イングランド 雪辱へ闘志

イングランドは18日、豪州戦の会場(大分)で前日練習に臨んだ。ホスト国だった前回大会のグループリーグで豪州と対戦し、13―33で完敗した。苦い思いを味わったスクラムハーフのヤングズは「過去は関係ない。当時とは全く違う道のりでエディー(ジョーンズ監督)と一緒にやってきた。それを明日の試合で披露する」と言葉に力を込めた。

■セクストン入念

アイルランドの司令塔セクストンが東京スタジアムを訪れ、様々な位置からキックを蹴ってグラウンドの状態を確認した。アイルランドは前回W杯後にニュージーランドから2勝を挙げている。記者会見したセクストンは「世界最高のチームに対し、何ができるかを見せられると思う。大きな挑戦でワクワクしている」と試合を心待ちにしていた。

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