福岡VSコルビ、スピード勝負

ウィング リオでも対戦

 スコットランド戦でボールを持って抜け出す福岡
スコットランド戦でボールを持って抜け出す福岡
 イタリア戦で突進する南アフリカのコルビ
イタリア戦で突進する南アフリカのコルビ

日本のスピードスターが、南アフリカの「小さな巨人」に挑む。3試合連続トライを挙げている福岡と、対面に位置するコルビ。快足ウィングの勝負が、試合の行方を左右しそうだ。

27歳の福岡と25歳のコルビには共通点が多い。2人は7人制ラグビーが実施された2016年リオデジャネイロ五輪に出場した。メダルをかけた3位決定戦で対戦し、日本は14―54で大敗した。ともに抜群の加速力を武器にする点に加え、福岡は身長1メートル75、コルビは1メートル70と、ラグビー選手としては体格が小さいという点も似ている。

昨年9月に15人制の代表でデビューしたコルビは、今大会はイタリア戦で2トライ。1トライ目は7人制を経験した選手らしく、右タッチライン際でパスを受け、右に左にと鋭いステップで2人の選手をかわした。福岡についてはリオ五輪時の印象も交え、「素早くて爆発的なスピードがあるとてもいい選手」とたたえる。

一方の福岡は、スコットランド戦の2トライを含め3戦連続の計4トライを挙げている。初速の速さで相手を置き去りにするプレーに加え、早い戻りからのタックルなど防御面でも存在感を示す。強豪国でトライゲッターとして君臨するコルビに、「自分たちのようなサイズのない選手が世界のトップで戦うためのお手本のような選手」と話す。

9月6日の強化試合では開始4分で負傷交代し、マッチアップの機会はほとんどなかった。攻撃面だけではなく、ハイボールのキャッチなど、福岡に課せられた役割は大きい。「コルビに意識してもらえるのはうれしいが、しっかり勝負をしたい」。スピード勝負を制した先に、日本の勝利も見えてくる。(中安真人)

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