福岡「最高の大会」…チームの主力に成長


前半、突破をはかるがタックルで止められる福岡=川崎公太撮影

前半、突破をはかるがタックルで止められる福岡=川崎公太撮影

日本の両翼を担ってきた福岡と松島。グループリーグ突破の立役者と言えるトライゲッター2人はともにノートライに終わった。

ただ、トライを奪うだけがウィングの仕事ではない。南アフリカはハイパントを多用し、蹴り上げたボールに大柄な選手が飛び込んできた。だが、身長1メートル80に満たない2人は絶妙なタイミングで跳び上がってキャッチし、簡単にボールを渡さなかった。松島は「あれだけ蹴ってきた中できちんと取れるところもあったのは自信になった」と話した。

福岡にとっては、じくじたる思いがあったのかもしれない。前回大会で南アを破った時には出場していない。ボールを持たない時の動きに課題があり、主力としての地位を築けなかった。それからの4年間、自主練習では毎回キックのキャッチを自らに課し、その成果をW杯の舞台で示した。

今大会で松島は五つ、福岡は四つのトライを決め、対戦相手の監督が真っ先に警戒する選手に挙げた。福岡は今後、医師を目指すため、15人制代表は今大会が一つの区切りになる。「集大成として、自分の人生の中でも最高の大会になった」。一方で、松島は初の決勝トーナメントを体感したことで「どんどん世界に出て、経験したい気持ちはある」と、さらなるレベルアップのため海外挑戦への意欲も隠さなかった。(今井恵太)

関連ニュース

<<
ニュース一覧へ戻る
>>