Vは「我が街のチーム」…交流キャンプ地 声援熱く

きょうから4強激突

ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会は4強が出そろい、26、27日に横浜国際総合競技場(横浜市)で、決勝進出をかけて対戦する。交流したキャンプ地周辺の人々は、「我が街」ゆかりのチームに熱いエールを送っている。

■「強面」印象一転

「日本の思いも背負って戦ってほしい」。日本を破った南アフリカ代表に期待するのは、鹿児島市スポーツ課の
水流(つる)
大地さん(32)。大会前のキャンプで、公開練習や市民らとの交流イベントの運営を担当した。

屈強で
強面(こわおもて)
――。そんな印象を抱いていたが、集まった人のために笑顔でサインに応じたり、公開練習を延長したりする様子を見てファンになった。試合になれば強烈なタックルを繰り出す姿も魅力だ。準々決勝では日本の勝利を願いつつも、南アフリカが先制すると、思わずガッツポーズが出そうになったという。

■赤シャツ集結

その南アフリカと対戦するウェールズがキャンプをしたのは北九州市。JR小倉駅には赤い竜が描かれたウェールズの旗が掲げられ、先月の公開練習には赤色のシャツやタオルを身につけた市民ら約1万5000人が詰めかけて、ウェールズの歌を大合唱した。

キャンプ地誘致に奔走したのはウェールズの大学出身で、同市在住の男性(46)。「この勢いで初優勝を決めてほしい。W杯を機に、北九州市とウェールズの交流を深めたい」と期待する。

■ハカで激励

「オールブラックス」の愛称で知られるニュージーランド(NZ)代表が事前キャンプを行った千葉県柏市は26日、大型商業施設で準決勝のパブリックビューイングを行う。

JR柏駅前には応援の横断幕や小旗220枚が飾られている。大会前には、地元の小中学生ら約150人が、NZ代表が試合前に行う「ハカ」にちなんだ踊りで選手を激励。市ラグビーフットボール協会の吉田
意人(おきと)
さん(49)は「3連覇を果たせるよう精いっぱい応援する」と意気込む。

■高校生と弓道

対戦相手のイングランドが事前キャンプを行ったのは宮崎市。選手らは市内の県立宮崎北高校で生徒とパス交換をしたり、弓道や茶道を体験したりした。弓道部2年の男子生徒(17)は「腕の太い選手たちは軽々と弓を引いていた。優しく接してくれたので親近感がわいています」と話した。

関連ニュース

<<
ニュース一覧へ戻る
>>