「イングランド代表の一員」になった日本人選手、特別な思いで決勝へ

大越元気さん

2日のラグビーワールドカップ(W杯)決勝は、イングランド対南アフリカです。そのイングランド代表を特別な思いで応援する人がいます。トップリーグのサントリーのスクラムハーフ、大越元気さん(24)です。

大越さんはエディー・ジョーンズ監督に招かれ、10月上旬からイングランド代表の練習パートナーを務め、チームに帯同してきました。多くのチームがスクラムハーフを3人選ぶなか、イングランド代表は2人。練習ではスクラムハーフがあと1人ほしいという理由で、大越さんが選ばれたといいます。

大越さんはイングランド代表が大分県に滞在している間、同じホテルに泊まりました。特に同ポジションのベン・ヤング選手は、練習中はもちろんのこと、ホテルでも一緒にいる時間が多く親交を深めました。大越さんは「プレーに関していろんなことを学ぶことができた。素晴らしい経験でした」といい、「いつもテレビで見ていた憧れの選手に温かく迎えられて一緒に練習ができ、本当に感謝です」と話しています。

イングランドラグビーの公式ツイッターから

10月31日、イングランド代表は公式ツイッターで、大越選手に感謝し、親交を深めたヤング選手が「(大越選手も)チームの一員だ」と言いながら決勝のチケットとサイン入りユニホームをプレゼントする動画を公開しました。イングランドの選手一人一人とハグする様子は感動を呼び、11月2日現在で17万回を超える再生数となっています。

大越選手は、決勝戦の会場で「代表でない僕にもリスペクトを持って接してくれた。代表でもないのにワールドカップに参加した気分を味あわせてくれました、本当に感謝です。絶対に優勝します、してほしい」「今回もらった恩は4年後に自分が代表になることで返したい」などと話しました。(読売新聞オンライン 河合良昭)

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