【フィジー】 全てに秀でたフットボーラー集団

Fiji

世界ランキング11位(2019年11月)

2016年リオデジャネイロ・オリンピックで初めて採用された7人制ラグビーで金メダルに輝いた。フィジー初のオリンピックメダル獲得だった。7月のパシフィック・ネーションズ杯では日本に敗れたが、その直前にはニュージーランドのマオリ・オールブラックスに62年ぶりに勝利し、昨年11月にはフランス代表を下している。「フィジアン・マジック」は同じD組のウェールズ、豪州を脅かす。試合前には「シビ」を舞う。

今大会では、ワールドカップ(W杯)過去最高のベスト8(1987、2007年)以上を期待してしまう顔ぶれがそろった。ラン、パス、キックの全てに秀でたフットボーラー集団がフィジー代表だ。

中心メンバーの多くはフランスのプロリーグ「トップ14」で活躍する。世界トップレベル「ティア1(ワン)」の国・地域代表経験者がひしめくトップ14で観客を魅了するフットボーラーは、日本のラグビーファンも虜にするだろう。

フォワードはロックのレオネ・ナカラワとフランカー、ナンバーエイトのどちらもこなすペゼリ・ヤトに注目したい。スピードある突破に加え、タックルを受けながらの絶妙なオフロードパスはトライチャンスを演出する。バックスはウィングのフィリポ・ナコシ、チョスア・トゥイソヴァ、フルバックのキニ・ムリムリヴァルが脅威だ。フィジーが得意とする相手キックを受けてのカウンターアタックなどアンストラクチャーからの攻撃の核となる。

課題はゲームメイクか。スタンドオフを務めるとみられるベン・ヴォラヴォラの試合運びが勝敗を左右するだろう。

 

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