【ウェールズ】 バランスの良さと選手層の厚みで「史上最強」

Wales

世界ランキング2位

赤いジャージーとウェールズの旗に描かれた竜にちなみ「レッド・ドラゴン」と呼ばれる。1970年代にはバックスにタレントをそろえて黄金時代を築いた。今のチームはこの時期を上回り「ウェールズ史上最強」とも言われている。

今年の欧州6か国対抗は6年ぶりの優勝をグランドスラムで飾り、テストマッチ(国・地域代表同士の国際試合)の連勝記録を14に伸ばした。チームバランスの良さと選手層の厚さが目を引く。

欧州6か国対抗ではイングランドに前半リードを許し、スコットランド戦ではゴールラインを背に攻め込まれる場面も続いた。それでも経験豊富な主将ジョーンズらが勘所を押さえ、2007年に監督に就任したニュージーランド出身のガットランド体制で3回目の優勝を飾った。

世界屈指のフルバックでプレースキッカーのハーフペニーをけがで欠いたが、スピード豊かなウイリアムズが補い、192センチの長身ウィング・ノースも健在だ。スタンドオフは主にアンスコムが務め、前回2015年ワールドカップで先発の機会が多かったビガーを併用した。

全英代表のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズも2度率いた名将ガットランドは今大会で退任する。ウェールズの過去最高成績は3位。今大会の目標はもちろん優勝だ。

注目選手

ジョーンズ(ロック)、ノース(ウィング)

ジョーンズはブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズを含む代表キャップ130を超すベテランだ。身長196センチは、2メートル超の世界のロック陣の中では大きくはないが、高い身体能力でカバーする。キャプテンシーにも注目したい。ノースは一瞬のスピードが魅力だ。192センチの長身はキックパスへの対応にも秀でる。

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