豊島将之VS藤井聡太

能楽堂に妙なる駒音

若杉和希 撮影 
読売新聞オンライン
制作・著作 読売新聞

将棋界の最高棋戦で、豊島将之竜王(31)に藤井聡太三冠(19)が挑む第34期竜王戦七番勝負。豊島竜王が竜王3連覇を、藤井三冠が初の竜王獲得と最年少四冠を目指す大勝負だ。2021年10月8、9日、東京・セルリアンタワー能楽堂での第1局を写真で伝える。

対局前日、会場の能舞台で検分する豊島竜王(右)と藤井三冠

前夜祭の壇上でポーズをとる両対局者

初日

左上から時計回りに、橋掛かりを歩いて盤へと向かう豊島竜王、先手と後手を決める「振り駒」、盤へと向かう藤井三冠、一礼する両対局者

初手の直前、お茶を口に運ぶ藤井三冠

初手を指す藤井三冠。黄金カードが幕を開けた

2手目を指す豊島竜王

盤上から、ふと視線を外す豊島竜王

考え続ける藤井三冠と、いったん席を離れる豊島竜王

メガネに手をやる豊島竜王(上)と扇子を持つ藤井三冠

初日のおやつ。左側が豊島竜王で、午前は上段の「フルーツ盛り合わせ」、午後は下段の「タルトフィグ」を注文。右側が藤井三冠で、午前は上段の「紫芋モンブラン」、午後は下段の「サバランオランジェ」をチョイス

初日の昼食。左から、豊島竜王の「鉄火丼」と藤井三冠の「天重御膳」

昼食休憩後、両対局者が再開を待つ。第1局は公開対局で、観客も勝負を見つめた

再開後は、小説家の芦沢央さん(右奥)が盤側で観戦した時間帯も

左上から時計回りに、羽織を脱ぐ豊島竜王、盤上を見つめる藤井三冠、眉間にしわを寄せる豊島竜王、ハンカチで両目の辺りを押さえる藤井三冠

羽織を脱ぎ、丁寧にたたむ藤井三冠

タオルで顔を覆う豊島竜王

鋭い目で自席に戻る藤井三冠

互いに身を乗り出して考えを深める

豊島竜王が44手目を「封じ手」とすることになり、控室に戻って書面にしたため、能舞台へ戻ってきた

封じ手の入った封筒にサインをする藤井三冠

封じ手の入った封筒を、豊島竜王が 立会人に手渡す。対局初日が終わった

二日目

立会人の中村修九段が封じ手の入った封筒を開ける

封じ手は「△8四飛」だった。その手を豊島竜王が指し、対局が再開した

張り詰めた雰囲気の能舞台に、駒音だけが響く

マスクを替え、目薬をさす豊島竜王

マスクを外して盤面を見る藤井三冠

中村修九段(右)と高見泰地七段によるトークショー

2日目のおやつ。左側が豊島竜王で、午前は上段の「フルーツ盛り合わせ」、午後は下段の「サバランオランジェ」を選んだ。右側が藤井三冠で、午前は上段の「ティラミス」、午後は下段の「オレンジジュースとジンジャーエール」をとった

2日目の昼食。左から、豊島竜王の「鰻丼」と藤井三冠の「特選かるめら黒印度カレー」

大盤解説する松尾歩八段(右)と山田久美女流四段

2日目の昼食休憩を終え、能舞台へ戻ってゆく豊島竜王(左)と藤井三冠

盤を見つめる両対局者。勝負が再開した

激しい攻防となり、両対局者とも疲労や動揺が時折、しぐさに表れた

上段は午後4時18分、下段は午後6時32分撮影

終盤、相手陣へ駒を打ち込む藤井三冠

豊島竜王が投了。123手までで挑戦者の藤井三冠が激戦を制し、シリーズで先勝した

感想戦で藤井三冠が顔をほころばせた。第2局は10月22、23日、京都・仁和寺で

【撮影】若杉和希・読売新聞写真部
【制作】読売新聞配信部
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