ウクライナ侵攻3ヶ月

灰色の街 光はどこに

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制作・著作 読売新聞

 ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始してから3か月。首都陥落を狙うロシア軍が一時占拠したキーウ(キエフ)周辺の街は、1か月半ほど前に解放されたが、街並みは変わり果て、市民を標的にした「戦争犯罪」の痕跡が色濃く残る。
【撮影】読売新聞写真部・関口寛人(2022年5月23日公開)

首都キーウでは、市民らが行き交う街中に焼け焦げたロシア軍の戦車などが置かれていた(5月17日)

侵攻初期の攻撃により破壊されたビルでは、片付け作業が続いていた(5月20日、ウクライナ・キーウで)

破壊されたショッピングモールの内部。片付け作業が続いていた(5月20日、ウクライナ・キーウで)

首都キーウ近郊で、破壊されて残されたロシア軍の戦車(5月21日)

キーウの独立広場では、侵攻の犠牲者を悼む小さな国旗が並べられていた(5月21日)

キーウで、長蛇の列が続く給油所。ガソリン不足が深刻化している(5月21日)

キーウ近郊ブチャでは、攻撃によって破壊された通りに、建物の残骸が手つかずで残されていた(5月12日)

攻撃で破壊された自宅に立つオレクサンドル・サルノフスキさん。庭にはロシア兵たちが残していった寝袋などが転がっていた(5月12日、ウクライナ・ブチャで)

夫をロシア兵に撃たれ、失ったルドミラ・キジロワさんは毎日、壊れた自宅前の石畳に花を置いている(5月12日、ウクライナ・ブチャで)

侵攻で犠牲になった夫の墓の前で、涙をぬぐうコストゥシェビチさん(5月12日、ウクライナ・ブチャで)

学校の地下シェルターには市民らが避難していたが、ロシア兵によって一時占拠された。学校関係者らによると、このシェルターでは複数の民間人の遺体が見つかった(5月15日、ウクライナ・ブチャで)

オレナ・トリヌスさん(62)は、2020年に亡くなった夫バレリさんが作った、夫婦2人の思い出が詰まった自宅を破壊された(5月13日、ウクライナ・イルピンで)

破壊された自宅を確認するオレナ・トリヌスさん(5月13日、ウクライナ・イルピンで)

戦闘による攻撃が及んだ学校では、男の子が砲撃の跡の残る中、サッカーを楽しんでいた(5月13日、ウクライナ・イルピンで)

ウクライナ・イルピンの墓地では、犠牲者の埋葬が続いている(5月14日)

ウクライナ・イルピンの墓地では、犠牲者の埋葬が続いている(5月14日)

犠牲者の埋葬が続く墓地では、アントニーナ・スチェフスカさん(86)が、息子バレリ・コロミエツさんの遺影が掛けられた十字架に口づけをし、涙を流していた。バレリさんは、自宅から勤務先へ向かう途中、銃撃されて亡くなった(5月14日、ウクライナ・イルピンで)

マリナ・ボイコさん(左、43)と娘のビクトリアさん(13)が避難先から2か月半ぶりに戻った街には傷痕が残っていた(5月14日、ウクライナ・イルピンで)

マリナ・ボイコさん(左)は、友人と再会し抱き合って喜んだ(5月14日、ウクライナ・イルピンで)

マリナ・ボイコさんは、喜びと悲しみの入り混じった表情を見せる娘のビクトリアさんを抱き寄せた(5月14日、ウクライナ・イルピンで)

戦闘により焼け焦げた車両の前で、3歳の男の子が玩具の自動車で遊んでいた(5月14日、ウクライナ・イルピンで)

マンションなどの建物は、激しい戦闘により破壊されたままとなっている(5月14日、ウクライナ・イルピンで)

ロシア軍のキーウへの侵攻を食い止めるため破壊された橋(5月14日、ウクライナ・イルピンで)

ロシア軍のキーウへの侵攻を食い止めるために破壊された橋を見つめる家族(5月14日、ウクライナ・イルピンで)

激しい戦闘により破壊された商業施設の前では、子どもたちが自転車で遊んでいた(5月14日、ウクライナ・イルピンで)

攻撃を受け破壊された建物(5月13日、ウクライナ・ボロジャンカで)

攻撃を受け破壊された建物(5月13日、ウクライナ・ボロジャンカで)

住民たちは傷痕の残る街で日常生活を取り戻そうとしている(5月13日、ウクライナ・ボロジャンカで)

インガ・スビルスカさん(46)は、自身の父が経営する会社の様子を確認しに来た。ロシア軍におびえる娘のアリサさん(9)を抱きしめ、何度もキスをした。娘は母の手作りのぬいぐるみを抱え、母の手をずっと握り締めていた(5月13日、ウクライナ・ボロジャンカで)

激しい戦闘によって家を奪われた住民のため、仮設住宅の建設が進んでいた(5月15日、ウクライナ・ボロジャンカで)

激しい戦闘によって家を奪われた住民のため、仮設住宅の建設が進んでいた(5月15日、ウクライナ・ボロジャンカで)

セルギ・ノビクさん(43)は、自宅マンションを空爆によって破壊された(5月15日、ウクライナ・ボロジャンカで)

自宅マンションを破壊されたセルギ・ノビクさん。一緒に暮らす家族6人は避難して無事だったが、物心ついたときから40年以上暮らす自宅は見る影もなくなってしまった(5月15日、ウクライナ・ボロジャンカで)

キーウ近郊で、領土防衛隊の軍事訓練が行われている。小銃を手に走る隊員たち(5月中旬)

塹壕(ざんごう)で訓練する隊員

医学生や運転手だった約50人が、ロシア軍の侵攻を想定した防衛戦の訓練に参加した

【撮影】読売新聞写真部・関口寛人
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