新型コロナウイルス

暮らしを支えるエッセンシャル・ワーカー

読売新聞オンライン
制作・著作 読売新聞

新型コロナウイルスの影響が深刻化する中、在宅勤務などが広がり、働き方が変わってきた。だが、「エッセンシャル・ワーカー」と呼ばれる人々は、社会の機能を維持するために、今も最前線に立つ。医療従事者、介護福祉士、スーパーの店員――。感染のリスクと闘いながら、誇りを持って命と暮らしを守る仕事に向き合う。

専用病棟医師 新型コロナの専用病棟で診療を行う。「誰かがやらなければならない。だからこそ、知識と経験がある私たち医療者の出番だと思う」

保育士 「保護者の方からの感謝の言葉や子どもの『先生、大好き』の言葉で明日も頑張ろうと思えます。仕事に出なければならない親御さんに安心してお子さんを預けてもらえたら」

薬剤師 「ドライブスルー方式の利用者が約2倍に増えました。病気や健康などの相談に気軽に応じて、地域の皆さんの不安を少しでも減らしたい」

薬剤師 「地域に根ざした薬局として、私の持っている知識の中で、健康の相談に応じたり、 正しい薬の情報などを地元の人たちに伝えていきたい」

スーパー店員 「今はビニールシート越しの接客ですが、お客様から『やっていてくれてありがとう』と言われると、この仕事を続けて良かったと思う」

空港係員 「移動の補助で、お客様との距離が近くなることが多いので、互いの安全と安心のためにフェースシールドを導入しました。サポートする責任を果たしていけたら」

空港係員 「こういう時だからこそ、係員たち、みんなで力を合わせて、 公共交通機関としての社会的責任を果たしていきたいです」

介護福祉士 「お年寄りの日常生活を支えています。皆さんが不安なく過ごせるよう、衛生管理を徹底しています。今を穏やかに暮らす利用者様には教わることもあります」

区役所職員 「窓口を訪れる人数は、この2か月間で昨年の1年分を超えました。新型コロナの影響を受ける事業者さんたちに少しでも寄り添っていかなければと思う」

救命救急医師 「患者さんの立場に寄り添った医療を十分に提供できているだろうかと迷うこともありますが、今やるべきは医療者として使命感を持って治療すること」

バス運転士 「この地域は鉄道も少なく、路線バスを生活の足として必要とする人たちのためにも、運行を続けていきたい」

特定ケア看護師 PCRセンターにも携わる。「市民の方に安心してPCR検査を受けてもらえたら。地域医療に貢献していきたい」

救急隊長 「適切な医療を受けてもらえるよう搬送することが我々の責務です。やりがいとともに使命と思って従事している」

クリニック医師 通常の診療に加え、発熱外来を設け、PCR検査も行う。「地域の皆さんの健康を守るのが私たちの使命。患者さんの『ありがとう』の声が力になる」

地下鉄主任助役 「通勤や通院などで地下鉄を利用するお客様が安心できるよう、職員一丸となって感染予防に努めたい」

消毒業者 「集団感染が発生した横浜のクルーズ船でも作業しました。消毒で除去するのはウイルスだけではありません。皆さんの不安も取り除きたい」

スーパー店員 「だんだん重装備になってきたけど、その分、不安も和らぎます。『コロナに負けんとこな!』と、お客さまから声をかけられ、励まされています」

トラック運転手 「長距離輸送では給油の際に借りるシャワー室が閉鎖されてしまい大変ですが、物資を届けることで世の中に貢献できるならうれしいです」

保健所職員 「医療物資の調達や配布など、出来ることは全てやって、最前線で闘っている医療従事者や同僚の疲れを少しでも和らげられるようサポートしたい。市民に安心してもらえる医療を守るため頑張ります」

救急医 一般の救急外来に加えて、新型コロナウイルス感染疑いの患者も受け入れる。「コロナ の人も違う人もつらいのは同じ。どの患者さんも救命していきたい」

手話通訳士 口元を透明にしたマスクをし、「がんばろう」と手話で伝える。「情報やニュアンスを伝えるためには表情も大事。マスクで口元が隠れると不便を感じる人がいることも知ってもらえたら」

郵便配達員 「テレワークや外出自粛で、速達や小包など対面で手渡す配達物が増えています。感染拡大に注意をしながら、心待ちにされている荷物を確実に届けていきたい」

ごみ収集員 「外出自粛で家庭ごみが増えました。飛散するホコリや水分から感染する危険もありますが、回収が滞ると衛生環境が悪化してしまう。市民、同僚、家族を守るため細心の注意を払っています」

ヘルパー 「利用者の生活がかかっているから、 自分の体調管理もしっかりしています。身近な存在として支えていきたい」

駅員 「事故や遅延など不測の事態があれば駅は簡単に3密の状態になってしまいます。今まで以上に乗客の安全と安定輸送の確保に力を入れ、みなさんの生活を支えたい」

研究員 検体のPCR検査を行う。「取り扱いのミスがあると、感染リスクが出てくるので気を付けています。自分たちが必要とされている時なので、なおさら頑張っていきたい」

保育士 「預かる子供は減っているが保護者の方から、『安心して仕事に行ける』と声をかけられ、役に立てていると実感します。子供たちが安全に楽しく過ごせるようにしています」

看護師 防護服の着脱トレーニングなど院内での感染対策を担当。「地域の方々を守るためにも、スタッフに正しい情報を伝え、感染者が出ないように気を付けています」

医師 新型コロナウイルスの重症患者らを受け入れている。「営業自粛や外出自粛に理解、協力してもらって感謝しかありません。正しく怖がり、立ち向かいましょう」

【撮影】読売新聞写真部【制作】読売新聞配信部
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