新型コロナ

世界の日常一変

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制作・著作 読売新聞

 新型コロナウイルスが中国湖北省武漢市で広がってから4か月以上がたち、
世界の感染者は460万人を、死者は30万人をそれぞれ超えた。
 欧州などで勢いは衰えつつあるが、「コロナ前」の日常は戻ってきていない。
(国際部 米山理紗)=2020年5月20日掲載

米国 休日の公園  16日、米ニューヨーク市の公園で、グループごとに距離をおいて休日を楽しむ人たち(ロイター)

 欧州では外出制限の緩和が徐々に進む。
 フランスの多くの小学校には12日、約2か月ぶりに子どもたちの姿が戻った。
 ただ、互いに最低1メートルの距離をとる、教室に入る子どもの数を制限する――
との条件付きだ。

フランス 教室で感染防止帽  12日、仏東部ラグランクロワで、地元議会から配られた感染防止用の帽子をかぶって授業に出席する小学生(AFP時事)

ブラジル 肘タッチ  14日、ブラジル・リオデジャネイロの高齢者向け施設で、握手の代わりに肘を当てあう市職員(左)と女性(AP)

 米国でも多くの州が制限を緩和しているが、全面正常化には遠い。
 西部カリフォルニア州では、商店の営業が徐々に再開されているが、
学校や映画館のほとんどは閉まっている。
大学は卒業シーズンを迎え、車で卒業証書を受け取る
「ドライブスルー方式」も現れた。

米国 ドライブスルー卒業証書  15日、米カリフォルニア州立大で、車でキャンパス内をパレードしながら卒業証書を受け取る卒業生ら(ロイター)

ケニア 散髪も完全防備  14日、ケニアの首都ナイロビ郊外で、フェースシールドをつけて接客する理容師(AFP時事)

 イスラム教徒が多い中東やアジアの各国では、
4月下旬に約1か月のラマダン(断食月)に入った。
 モスク(礼拝所)での集団感染を心配して、
社会的距離の保持や自宅での礼拝が呼びかけられている。

パキスタン 距離保ち礼拝  15日、パキスタン南部カラチのモスクで、互いに距離をとりながら礼拝するイスラム教徒たち(AFP時事)

エジプト 夜の礼拝中止  19日、エジプトの首都カイロで、門が閉じられたモスクの中をのぞき込む人たち(ロイター)

 封じ込めに成功したとされる国では、流行の「第2波」が懸念されている。
 4月上旬に都市封鎖を解いた中国・武漢では、
全市民にウイルス検査を実施している。

中国 住民検査  14日、中国・武漢で、 住民に新型コロナウイルスの検査を行う医療従事者(左)=ロイター

世界各地域の新型コロナウイルス感染者数の推移 ※世界保健機関(WHO)の2020年5月18日時点の集計に基づく

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