東日本大震災から9年

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 東日本大震災は、11日で発生から9年の節目を迎えた。死者・行方不明者は、関連死を含めて2万2129人に上り、東京電力福島第一原発事故などにより、4万7737 人がいまも避難を続けている。今年は、政府や各地の追悼式が中止や規模縮小を余儀なくされるなど、新型コロナウイルスの影響に揺れる鎮魂の一日となったが、被災現場を訪れ る人は絶えなかった。

東日本大震災から9年となる11日を前に、整備が進む宮城県南三陸町の震災復興祈念公園には、雨の中、多くの人が訪れた。復興が続く街並みや、鉄骨がむき出しの旧防災対策庁舎を見渡す「祈りの丘」では、犠牲者名簿が納められたモニュメントの前で献花し、手を合わせる人の姿も見られた(10日午後)=冨田大介撮影

家族が眠る墓に花を手向ける田村江久子さん(10日、福島県南相馬市で)=菅野靖撮影

「まだ見つかっていない人が早く家族の元に戻れますように」。日の出に合わせ、平薄磯地区の海岸を訪れた女性はそう祈りをささげた(11日午前6時、福島県いわき市で)=伊藤紘二撮影

早朝から慰霊塔を訪れて手を合わせる男性(11日午前6時46分、仙台市若林区で)=竹田津敦史撮影

震災遺構として保存されている宮城県石巻市の大川小学校の校舎前には、多くの人が訪れ、花束などを手向けた(11日午前6時21分)=関口寛人撮影

反松公園仮設住宅の最後の入居者の小原静子さん。今月中旬には再建した自宅へ引っ越すという(11日午前、宮城県気仙沼市で)=東直哉撮影

東日本大震災の犠牲者追悼のため読経する僧侶(11日午前9時2分、和歌山県高野町で)=近藤誠撮影

犠牲者の名札が並ぶ「釜石祈りのパーク」で追悼する人たち(11日午前9時37分、岩手県釜石市で)=浦上太介撮影

福島県双葉町の海岸で行われた双葉署員らによる一斉捜索(11日午前10時37分)=武藤要撮影

犠牲者の名札が並ぶ「釜石祈りのパーク」で黙とうする男性(11日午前7時22分、岩手県釜石市で)=浦上太介撮影

避難指示が一部解除された福島県双葉町で、犠牲者を弔う僧侶(11日午前7時8分)=武藤要撮影

慰霊塔を訪れて手を合わせる人たち(11日午前8時、仙台市若林区荒浜地区で)=竹田津敦史撮影

気仙川の河川敷で行方不明者の捜索を行う警察官ら(11日午前10時19分、岩手県陸前高田市で)=上甲鉄撮影

復興祈念公園の予定地に設けられた献花台で犠牲者の冥福を祈る人(11日午前9時48分、宮城県石巻市で)=松下聖撮影

寄贈された母子像(11日午前10時20分、福島県浪江町の大平山霊園で)=仲田萌重子撮影

東日本大震災の身元不明者をしのぶ参列者(岩手県釜石市の大平墓地公園で)=福浦則和撮影

埼玉県から毎年、宮城県南三陸町に来る男性は旧防災対策庁舎を見上げ、「たくさんの人に足を運んでもらって、忘れないようにしてほしい」と話し、去って行った(11日午前8時1分)=冨田大介撮影

かつて津波が襲ってきた一帯を見渡す庄司さん母子(11日午前、宮城県石巻市の日和山で)=山路草太撮影

震災遺構として残された「たろう観光ホテル」を訪れた大学生(11日午前10時1分、岩手県宮古市で)=立石紀和撮影

殉職した消防団員の献花式で、目元を押さえる遺族ら(11日午前11時34分、岩手県釜石市で)=浦上太介撮影

犠牲者を追悼し、海に向かって花束を投げる女性(11日午後2時18分、仙台市若林区で)=竹田津敦史撮影

福島県主催の東日本大震災追悼復興祈念式に臨む内堀雅雄知事(中央)ら5人の参列者(11日午後2時41分、福島市の県文化センターで)=菅野靖撮影

東日本大震災の発生時刻に、震災復興祈念公園の「祈りの丘」で黙とうする多くの人たち(11日午後2時46分、宮城県南三陸町で)=冨田大介撮影

東日本大震災の発生から9年、海に向かって黙とうする人たち(11日午後2時46分、仙台市若林区で)=竹田津敦史撮影

児童74人が死亡・行方不明になった宮城県石巻市の市立大川小学校で、風船を空に放つ遺族ら(11日午後3時44分)=関口寛人撮影

防潮堤の上の献花台に手向けられた多くの花束(11日午後5時47分、岩手県陸前高田市の「高田松原津波復興祈念公園」で)=上甲鉄撮影

聖火リレーのスタート地点となる福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」から夜空に延びるサーチライト(11日午後6時27分)=伊藤紘二撮影

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