宇宙航空研究開発機構(JAXA)で開発された小惑星探査機「はやぶさ2」が、地球と火星の間を回る小惑星「リュウグウ」の探査を終え、6年ぶりに地球に戻ってきます。 まもなく地球に最接近し、リュウグウで採取した石などの試料が入っているとみられるカプセルを分離、そのまま次の小惑星探査に向かいます。カプセルは12月6日未明にオーストラリアの砂漠に着地する予定です。
はやぶさ2を搭載して打ち上げられるH2Aロケット26号機(2014年12月3日、鹿児島県で)
約40キロ・メートル離れた場所から撮影したリュウグウ(2018年6月、JAXAなど提供)
はやぶさ2がリュウグウ地表から高度8メートルまで上昇。砂や石が舞い上がっている(2019年2月22日、JAXA提供)
はやぶさ2の着地をパブリックビューイングで見守った人たち(2019年2月22日、相模原市で)
2度目の着地成功を祝して記念撮影するJAXAの津田雄一・プロジェクトマネージャ(右から2人目)ら(2019年7月11日)
オーストラリアの砂漠で回収される試料カプセル(直径約40センチ・メートル)。金色のフィルムを貼った「ヒートシールド」で、大気圏突入時の高温からカプセルを守る(JAXA提供)
はやぶさ2をあしらった限定ボトル(2020年10月16日、相模原市で)
はやぶさ2を描いたオリジナルグッズ(2020年12月3日、相模原市で)
試料カプセルが着地する予定のオーストラリアの砂漠(JAXA提供)